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自由の余地

自由の余地

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商品説明
われわれは完全に自由なのか? それとも自由とは幻想にすぎないのか? 進化論から認知科学、ギリシア哲学から実存主義まで縦横無尽に取り込み、コントロール、自己、責任などの概念を再吟味。望むに値する自由意志を、明晰な論理で描き出す、デネット哲学の原点にしてエッセンス。
目次


第1章 化け物に餌をあげないで
1 いつまでたっても面白い問題
2 ブギーマン
3 アナバチ性とその他の悩みの種
4 本書の概要

第2章 理性を実践的なものにする
1 理性(理由)はどこから来るのか
2 意味論的エンジン、永久運動機関、そして欠陥品の直観ポンプ
3 反省、言語、そして意識
4 コミュニティ、コミュニケーション、そして超越

第3章 コントロールと自己コントロール
1 「コントロールを超えた事情のせいで」
2 単純なコントロールと自己コントロール
3 エージェントのいないコントロール、そしてわれわれの因果の捉え方
4 競合するエージェントたち
5 無秩序の使い道
6 「ハメ外そうぜ」

第4章 自家製の自己
1 消えゆく自己の問題
2 自己を定義するという芸術
3 われわれの運をためす
4 まとめ

第5章 自由という観念のもとで行為する
1 この期におよんでいかにして熟慮しつづけることなどできようか
2 完璧な熟慮者を設計する
3 ほんものの選択のチャンス
4 「避ける」「避けられる」「不可避の」

第6章 「ほかのようにもできたのに」
1 ほかのようにもできたのかどうかをわれわれは気にかけているのか
2 われわれが気にかけていること
3 ごちゃごちゃした問題

第7章 われわれはなぜ自由意志を望むのか
1 ニヒリズムを無視する
2 縮減された責任と忍び寄る免責の亡霊
3 おぞましい秘密を否定する

訳者解説

参考文献
索引
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