「自分の時間がない」「将来が不安」――家族のために頑張っているあなたへ
10代から30代のヤングケアラー当事者に向けた、心のケアとこれからの人生を考えるためのガイドブックです。
「もしかして自分はヤングケアラーかもしれない」と感じている人や、家族のことを優先するあまり、自分の気持ちを後回しにしてきた若者にそっと寄り添う、“紙の上のカウンセリング”のような一冊です。
日々の負担を軽くするために利用できる公的サービスの紹介をはじめ、ストレスと上手につきあう心の整え方、進学・就職・結婚など将来について考えるヒントまで、幅広く取り上げています。先輩ケアラーの体験談も交えながら、ひとりで抱え込まず、早めに助けを求めること、そして自分らしい人生をあきらめないための道筋を、やさしく示します。
どこから読んでも大丈夫。
読むうちに心が少し軽くなり、「明日、もう一歩だけ進んでみよう」と思える勇気をくれる一冊です。
▷▷こんなふうに感じていたら、読んでほしい!
・私がしていることはケアなのかな?
・ケアによって自分の時間がないと感じる?
・利用できるサービスについて知りたい
・自分をケアするためのヒント・情報がほしい
・ケア経験のある人の話を聞いてみたい
・将来について具体的に考えてみたい
「この本は、自分はヤングケアラーかもしれないと思ったあなたが、今の生活のなかでどんな役割を担ってきたのか、どんな気持ちを抱えてきたのかを言葉にしながら、自分のことを理解したり、振り返ったりして少しずつ自分を大切にできるようになること、そして、これからの生活(もっと大きく言うと人生)を描いていくことができるよう、背中をちょっと押す役割を果たしたいと思って作りました。今の自分の状況がはっきりしていなくても、読み始めていいですよ。はじめから読む必要はなく、気になるところがあれば、どこから読んでも大丈夫です」(「はじめに」より)
◆目次
はじめに
あなたは今どんな感じかな?
子どものあなたを守る法律
1章 自分がしているケアを知ろう
2章 自分のこころの感覚と向き合おう
3章 あなたの荷物は預けたり分けたりできる
4章 誰に、どう話したらいいの?
5章 自分自身を見つける
6章 なにかを諦めない、頑張りすぎないための戦略
おわりに
ブックガイド