序章 構築される社会問題──私が社会問題を作るのだ
第1章 戦争と反戦についての社会学──反戦・非戦運動の平和創出力
1 はじめに
2 クラウゼヴィッツ『戦争論』の位置
3 戦争は「政治の継続」か
4 反戦・非戦について
4-1 良心的軍事費拒否
4-2 良心的兵役拒否
4-3 〝徴兵忌避〟の丸腰平和論
5 おわりに
第2章 新型コロナウイルスのパンデミックが産生した差別と偏見──ケガレ観念のダイナミズム
1 はじめに
2 魔女狩り的なサド・マゾヒズム現象
3 触穢と伝染、そして隔離
4 隠喩としての新型コロナ
5 コロナ禍と優生思想
6 おわりに
第3章 「津久井やまゆり園」事件と優生思想──共同・共生社会の構築に向けて
1 事件の概要
2 優生思想とは
3 優生思想を生命倫理として語るパーソン論
4 安楽死・尊厳死問題
5 選択的中絶による〝遺伝的淘汰〟
6 結論
第4章 人権的視点が構築する大学の問題性──何のための研究か、誰のための学問か
1 はじめに
2 全共闘運動と人権感覚
3 「学知」による植民地主義
4 学生の人権と大学の自治
5 おわりに
第5章 〝東京オリ・パラ〟と人権問題──権威主義的従属と権威主義的攻撃が結果するもの
1 はじめに
2 スポーツとは何であり、何でないのか
3 オリンピックとは何であり、何でないのか
4 〝東京オリ・パラ〟の人権問題
4-1 〝東京オリ・パラ〟とメディア状況
4-2 ジェントリフィケーション
4-3 セクシズムとレイシズム
5 おわりに
第6章 反原発を社会問題化する──生活文化の再構築のために
1 言語道断! 原発の新増設
2 どんな地震にも戦慄する
3 魔法使いの弟子
4 「安全神話」論
5 「被害地元」論
6 日本政府とABCC
7 帰還強制は人体実験?
8 原発は「無責任」の体系
9 原発と言葉の空洞化
あとがき