徳川思想史の研究

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商品説明
研究者として40年余のキャリアのあいだに積み重ねられた近世日本思想史に関する論考を集成。市井に身を置き日常の倫理を追究した伊藤仁斎、朱子学の理想と現実の相克から独自の規範を生み出した山崎闇斎(崎門)学派を中心に、両者の影響が濃い水戸学、近世神道、石門心学についても考察。「日本とは」という普遍的問いにも論及する著者畢生の大作。
目次
1 他者と繋がる
「四端」と「孝悌」 ―― 仁斎試論
「民の父母」小考 ―― 仁斎・徂徠論のために
伊藤仁斎の『中庸』論
伊藤仁斎の管仲論
徳川儒教と<他者>の問題 ―― 伊藤仁斎『孟子古義』を読む
寛文二年の伊藤仁斎
<いにしへ>の発見 ―― 伊藤仁斎と『論語』
◆付論 江戸儒教の可能性 ―― 伊藤仁斎をめぐって
2 規範とは何か
絅斎・強斎と『文公家礼』
浅見絅斎と「心ナリノ理」
赤穂事件と佐藤直方の「理」
懶斎・?斎と『文公家礼』
佐藤直方と三輪執斎
二つの「理」 ―― 闇斎学派の普遍感覚
闇斎学派と『大学』 ―― 若林強斎を中心に
ある転向 ―― 徳川日本と「神道」
宋明学の受容と変容 ―― 孝をめぐって
村岡典嗣と平泉澄 ―― 垂加神道の理解をめぐって
闇斎学派の『中庸』論
徳川思想と『中庸』
3 日本に生きる
会沢正志斎に於ける礼の構想
近世日本の「神国」論
通俗道徳と「神国」「日本」 ―― 石門心学と富士講をめぐって
司馬江漢と「日本」像
スサノヲの変貌 ―― 中世神道から吉川神道へ
垂加神道と「神代巻」 ―― 徳川的神話空間の成立
『神代巻藻塩草』におけるスサノヲ像
庶民社会における「徳」 ―― 石田梅岩の世界
補論1 『日本思想史講座』の完結に寄せて
補論2 戦後の近世日本思想史研究をふりかえる 
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索引
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