日本思想史学

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特集 〈2024年度大会シンポジウム〉 日本思想史学の誕生と展開。
日本思想の歴史を論じる際に、自覚的に方法論を提示し学問として体系づけた村岡典嗣(1884-1946)。本号の特集「日本思想史学の誕生と展開」では、村岡の生誕140年にあたり、日本思想史学の成立と展開の軌跡をたどり、近代の歴史のなかに位置づけ、日本思想史学の現在地を再確認するとともに将来を展望する。
目次
特集〈2024年度大会シンポジウム〉日本思想史学の誕生と展開
[特集]
日本思想史学の誕生と展開=昆野伸幸
村岡典嗣の国体思想史の遺産=前田勉
日本文化史を通って日本思想史に――日本民俗学も参照しながら――=山口輝臣
「天皇意識」論の地平――井上哲次郎の国体論を糸口に――=杉山亮
コメント:思想史・文化史・大家族制=林淳
[提言]
神仏融合史の可能性=吉田一彦
[論文]
西川如見と怪異=木場貴俊
飯岡義斎の思想史的位置=清水則夫
上総道学以前の稲葉黙斎――近世後期闇斎学派における道学と経済――=石井七海
上田秋成の動物観――狐に関する認識を手がかりに――=肖悦
会津松平家における近世中後期の政治改革と思想資源の動員=堀本大貴
久米邦武の国体論と南北朝正閏問題――共和演説事件から『かのやうに』まで――=木村悠之介
在日朝鮮人・鄭然圭による〈日本主義的標語〉解釈=鷲澤遼祐
[書評]
引野亨輔著『近世・近代寺院蔵書の社会史』=上野大輔
中村安宏著『佐藤一斎とその時代』=清水光明
常瀟琳著『道理と風俗――水戸学と文明論の十九世紀』=李セボン
呉佩遥著『近代日本の仏教思想と〈信仰〉』=林淳
水野博太著『「支那哲学」の誕生――東京大学と漢学の近代史』=中川未来
織田健志著『長谷川如是閑の政治思想――社会・生活・日本と「保守」の心性』=武藤秀太郎
品治佑吉著『人生と闘争 清水幾多郎の社会学』=平石知久
[報告]
2024年度大会の概況
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