植民地近代という経験

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植民地近代という経験
  • 発売日:2018/07/25
  • 出版社:法蔵館
  • ISBN:9784831855527

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植民地近代という経験

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  • 発売日:2018/07/25
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商品説明
 植民地朝鮮において展開された日本仏教の社会事業を、帝国史的視角から分析。その分析結果から、植民地という特殊空間によって導き出される日本仏教の近代的特質を抽出する。同時に、それら社会事業を提供されたことによって朝鮮側が認識した「近代性」や、近代化の進展に伴って発生する日常的な抵抗・軋轢、同化・協力などにも言及し、民族主義に立脚した歴史研究では見逃されてきた局面を描く。

 植民地を媒介に〈近代仏教〉とは何かを問い直し、ナショナリズムに立脚した日韓の近代認識にも再考を迫った気鋭の著者による野心作。

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 植民地朝鮮という〈場〉を媒介として日本仏教の近代性を「帝国史」的な視点に立って探求する本書では、具体的に、植民地朝鮮における日本仏教の「社会事業」を手がかりとして分析を行う。(中略)善意に基づく宗教の実践行為ともいえる社会事業は、植民地という特殊な場においては「植民地権力」といった暴力性を孕んだ形で表出されるだろう。別の言い方をすれば、社会事業に着目することは、日本仏教の「植民地的近代」を多様な側面から確認できる素材となりうる。その暴力性に向き合う朝鮮人の抵抗・同化・協力といったものは、朝鮮人の近代的主体の形成、つまり日本仏教による他者の主体形成という側面からも検討する余地が十分あると考えている。いずれにせよ、日本仏教の「布教」という宗教的な特質のみならず、「社会事業」を手がかりとすることによって、「社会事業」という衣を身に纏いつつ表出された、植民地空間における日本仏教の「近代化」をとらえることができると確信している。(「序章」より)
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