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追跡 間宮林蔵探検ルート

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商品説明
間宮海峡を発見した男は、アイヌやニブフら北方先住民の力を借りて、サハリンからアムール川へと向かった。目撃したのは「幻の交易地デレン」。二百年後、著者は男の足跡を追いかけ、大陸への上陸地点を探し出した。――北辺の地に生きる人々の姿と大自然を描いた渾身のルポルタージュ!
目次
はじめに はるかなる林蔵の旅



第一章 サハリン最果ての村――林蔵立った極北の地

 一 憧憬のルプロワ

 二 海峡を実証した砂丘

 三 村に伝承「昔、日本人が来た」

 四 錦の帽子は語る



第二章 北方領土・択捉島――フボストフ事件、屈辱の敗北

 一 海鳥とラッコの楽園

 二 巨大な滝ラッキベツ

 三 ロシア軍に屈辱の敗戦

 四 間宮林蔵と伊能忠敬

 五 決意を語る生前墓



第三章 宗谷海峡を越えて――再起かけ、決意のカラフト行

 一 出発の地・宗谷岬

 二 白主への道

 三 トナイチャ湖横断

 四 北緯50度の旧国境線に立つ

 五 間宮海峡最狭部へ



第四章 さらば最後の犬ぞり使い――林蔵が残した記録と現在

 一 樺太犬とともに

 二 海峡を越えた友情

 三 石油開発のはざまで

 四 消えた花シライ・サーックラ



第五章 間宮海峡と大陸――上陸地点、残っていた坂道

 一 ラザレフ再訪

 二 大陸上陸の地・タバ湾へ

 三 衛星写真のような林蔵の地図

 四 林蔵の記録通り「街道」発見



第六章 アムール川幻の交易地――デレンと北方先住民

 一 竜の錦を持つ一族

 二 流域の各地に残る蝦夷錦

 三 語り継がれた交易地

 四 狩猟先住民の村「クラスヌィヤール」

 五 アムール川地の果ての岬



おわりに 語り継がれる林蔵





参考文献、資料



年表 間宮林蔵の生涯年表

   間宮林蔵の行程

   相原秀起の取材年表



地図 間宮林蔵の探検ルート

   1999年の択捉島調査ルート図と間宮林蔵の測量地域(推定)

   相原秀起の取材ルート

   南カラフト地図

   間宮海峡タバ湾の古道周辺図と1809年の林蔵の調査ルート

   蝦夷錦の渡来ルートと取材地点
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