本字典は、日本の学校に在籍する韓国籍・朝鮮籍の児童生徒の本名を呼び、また公簿にに記録するに当たって、その読み方(ふりがな)を正しくするためのものである。本字典の編集目的は、その一点に絞って諸賢のご批正を受けたうえ、せめて指導要録だけでも共通して使える表記法をうちだすことができればということである。したがって、語学の入門書ではない。語学学習のためには幾種かの入門書や学習書が発行されており、われわれにその力量はない。
われわれの目的は日本の学校に在籍する韓国籍・朝鮮籍の児童生徒に充実した教育をするための資料づくりであり、本字典ははその一部である。
幸にして、この一書が、諸期の目的を達成できるとしたら、編者の喜びはこれに越すものはない。本字典が教材として、あるいは座右にあって常に活用されることを期待してやまない。
最後に、本字典の出版にあたりご指導下さった先生方に対し、深く謝意を表する次第である。
(1975年1月25日編集委員会しるす)