資産動態論の構築

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資産動態論の構築
  • 発売日:2003/11/01
  • 出版社:森山書店
  • ISBN:9784839419806

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資産動態論の構築

資産動態論の構築

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  • 発売日:2003/11/01
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商品説明
 前著「財務会計の論理と構造」において、企業の経済活動は、資金、生産要素、生産物の三要素の連鎖的循環運行であると分析し、その構造を図式化した。資金、生産要素、生産物のいずれも会計上の「資産」である。したがって、企業の経済活動は、すべて資産で成り立っていることになる。
 ここに、資産こそ会計の主役であって、資産のみによって会計の全構造が明らかにされると確信したのである。
 有力な会計学説あるいは権威ある機関の概念規定では、いずれも資産は貸借対照表の一項目であり、他の二項目たる負債と資本との係わりのもとに、他の二項目と同列に論じられている。資産を負債と資本と同列に扱うのは、貸借対照表における左右対称、左右近郊の観にひかれてのものと考えられる。貸借対照表の観察から出発する学説あるいは概念規定は、貸借対照表三項目の均衡の概観にとらわれて、資産がすべての問題を解く鍵であるという真理から、自ら目を覆っているのである。かくして、著者は、これまで唱えられてきたいずれの学説にも同意しない。
 企業の経済活動が、すべて、資産のみによって行われているのであるから、企業活動の諸局面たる生産活動(利益稼得)も財務活動(キャッシュフロー)も資産によってすべて説明がつくはずである。利益の計算要素たる収益と費用、キャッシュフローの項目たる負債と資本、これら他の四項目は、どのように資産から派生するのであろうか。この問題に答えることが、著者の資産動態論の中核である。
目次
 序―発想の転換
第1部 構想
 第1章 生産の概念
 第2章 生産要素
 第3章 生産物
 第4章 資金
 第5章 企業の経済活動の循環構造
 第6章 資産動態論の会計理論体系
 第7章 資産動態論における資産概念
 第8章 会計原則のマッピング
第2部 構築
 第9章 当初資金の導入
 第9章の付論 資産動態論における持分の位置づけ
 第10章 生産要素の取得
  第1節 生産要素再説
  第2節 生産要素を取得することの意義
  第3節 生産要素の取得の認識
  第4節 取得した生産要素の測定
  第4節に対する付論―買掛債務
  第5節 生産要素の統合
 第11章 生産要素の消費と生産物への転化
  第1節 生産要素から生産物へ
  第2節 生産要素のカットオフ(1)―数量的カットオフ
  第3節 生産要素のカットオフ(2)―価値的カットオフ
   棚卸資産タイプ生産要素の価値的カットオフ
   固定資産タイプの生産要素の価値的カットオフ
  第4節 消費生産要素の生産物への転化
 第12章 生産物の販売
  第1節 清算サイクルの完結―会計上の意味
  第2節 回帰資金
  第3節 収益と費用の概念
  第4節 収益と費用の認識時点
第3部 資産動態論の期間計算への適用
 第13章 資産動態論の期間計算への適用
  第1節 資産動態論はプロジェクト計算である
  第2節 未完結プロジェクトの保存手段としての貸借対照表
  第3節 未完結プロジェクトに対する収益費用認識の当否
 第14章 期間計算に特有の会計原理
  第1節 プロジェクト損益計算と期間損益計算の対比
  第2節 期間計算の本質
  第3節 保守主義の再検討
 第15章 資産動態論のもとの財務諸表
  第1節 総論
  第2節 生産サイクルの財務諸表―損益計算書
  第3節 信用サイクルの財務諸表―キャッシュフロー計算書
  第4節 キャッシュフロー計算書のための複式簿記の拡張
  第5節 期間カットオフ項目の貯蔵庫―貸借対照表
あとがき
参考文献
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