企業者職能論

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企業者職能論
  • 発売日:2008/01/01
  • 出版社:森山書店
  • ISBN:9784839420543
通常価格 2,750 円(税込)
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  • 発売日:2008/01/01
  • 出版社:森山書店
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商品説明
 本書はディーター・シュナイダー教授の代表的な著作の一つであり、4部から構成される311ページの書物『経営経済学 第1巻(基礎編)』の第Ⅰ部および第Ⅱ部の翻訳書である。
 シュナイダー教授の構想している経営経済学は人間行為の経済的側面を研究する。それは所得の側面であって、人間行為の導きの糸となるものである。個々の人間は、自分の欲求を充足するために所得を獲得し、所得を使用するのであるが、それは不確実性に支配されている。この場合、不確実性とは目指された目標と実際に達成されたことの乖離として捉えられている。この不確実性を減少させるために制度(規則システム、行為システム)が利用される。そして、所得不確実性の減少という研究パラダイムを具体化するのが企業者職能であって、かかる企業者職能に重要な意味が与えられているのである。経営経済学はかかる制度を研究するのであり、その意味において「制度の個別経済理論」と称されるのである。ただし、経営経済学の研究対象は企業(営利経営)なる制度に限定され、家計および国家は考察の外に置かれている。このような企業者職能論に基づく経営経済学的思考が、シュナイダー教授のすべての研究の基礎となっているのである。
目次
第Ⅰ部 制度の個別経済理論としての一般経営経済学
 第1章 経験的事実としての所得の不確実性
   1 所得の獲得と使用
   2 知識の不完全性・不均等分布の結果としての不確実性の下での自己責任による所得獲得
   3 所得の不確実性とそれを減少させる方法
 第2章 経営経済学の研究領域としての制度
   1 規則システムおよび行為システムとしての制度
   2 所得不確実性減少のための制度と経営経済学
 第3章 制度の個別経済理論の基礎としての企業者職能
   1 所得不確実性の肩代わり(制度を基礎づける企業者職能)
   2 裁定利益の獲得(制度を維持する外部的企業者職能)
   3 革新の遂行(制度を維持する内部的企業者職能)
 第4章 企業者職能の委託がもたらす帰結
   1 交換合意形成後の隠れた情報と隠れた行動
   2 委託行動の問題
   3 経営経済学の課題としての統制と釈明
第Ⅱ部 所得の不確実性を減少させるための制度としての市場と企業
 第5章 経済体制、経済秩序および個別経済的制度
   1 競争による経済体制の秩序と正義に適う行動という規則
   2 競争に基づく規則システムの典型としての市場
   3 行為システムとしての個別経済的な制度の概観
 第6章 行為システムとしての市場
   1 多義的な概念である「市場」
   2 市場構造と市場規則により秩序づけられる市場プロセスとしての市場
   3 市場プロセス、市場プロセス補完行為および経営経済的機能
 第7章 経営と企業
   1 家計および経営なる経済単位
   2 企業としての経営および公共財のための経営
   3 企業構造と企業規則によって秩序づけられる企業過程としての企業
 第8章 企業者職能と個別経済的な制度の発展
   1 市場なる制度の生成と貨幣制度
   2 経営および企業の意図されざる生成
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