企業簿記 第2版

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企業簿記 第2版
  • 発売日:2010/04/01
  • 出版社:森山書店
  • ISBN:9784839420949

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企業簿記 第2版

企業簿記 第2版

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  • 発売日:2010/04/01
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商品説明
 複式簿記は、十字軍の遠征が終わり、商業活動が活発になった11世紀の終わりから12世紀にかけてイタリアで発生し、15世紀にその体系を確立したといわれている。この段階での複式簿記は、ルカ・パチョーリによって1494年の『算術、幾何、比および比例総覧』において印刷された書物として体系的に示され、刊行されることになった。この書は数学書であり、ルカ・パチョーリはイタリアの大学で数学を講じた数学者であるが、この書において印刷本として初めて複式簿記が登場したのである。当時の学問に使用されている言語はラテン語であったが、本書はイタリア語で書かれており、学問言語としてのラテン語ではなく、民衆に理解されるイタリア語で、彼らの生活に役立つ内容を書こうとした「実学」の精神が見られる。これがヨーロッパ各地に伝搬され、簿記書の原型となった。現代の日本の簿記もルーツを探っていけばイタリアの簿記ということになる。
 ルカ・パチョーリのこの書から510余年を経て、簿記を取り巻く環境も大きく変わり、会計に関連する法規も変わったのである。その中の一つが、貸借対照表等式である。資産=負債+資本に見るこの等式の資本が純資産に代わることになった。個人企業では、純資産を資本金で考えても何ら差し支えない。しかし、これまでの資本では、取り上げるその内容を十分に表示することができなくなり、これを純資産として発想を転換させることになったのである。したがって、資本会計が純資産会計となり、簿記でも株式会社の会計では、純資産会計を取り上げることになった。純資産の内容はⅠ株主資本で、資本金、資本剰余金、利益剰余金そして自己株式からなっており、Ⅱ評価・換算差額で、その他有価証券評価差額金、繰延ヘッジ損益、土地再評価差額金であり、Ⅲ新株予約権となっている。このように、会社法により、財務諸表の構成要素を変更することになり、これにしたがって簿記システムと財務諸表の表示を関連付けて考えることが必要となった。また、平成19年度の税法改正により、「残存簿価1円」が登場することになり、有形固定資産の残存価額を0として減価償却を行うことになった。長い間、簿記教育の中で取り上げられてきた減価償却における残存価額や減価償却法としての定額法や定率法の考え方にも影響を及ぼすことになっている。
 このように会計を取り巻く環境が大きく様変わりしていく中で複式簿記を学習しようとする人にとって役立つテキストである。
目次
第1章 簿記の基本構造
 1 企業活動と利益計算
 2 複式簿記の基礎
     2-1 複式簿記とは何か
     2-2 勘定と複式記入
 3 複式簿記の基本構造
     3-1 財産法と貸借対照表
     3-2 損益法と損益計算書
     3-3 取引と勘定
     3-4 取引の8要素と貸借複記の原理(貸借平均の原理)
     3-5 勘定記入の原理
     3-6 仕訳・仕訳帳・総勘定元帳
     3-7 合計試算表
     3-8 決算と帳簿の締切
     3-9 残高試算表
 4 複式簿記の例示
 5 複式簿記の帳簿組織
 6 大陸式決算法と英米式決算法
第2章 現金・預金・有価証券の勘定とその記帳処理
 1 現金取引と現金勘定
     1-1 現金取引と現金過不足
 2 当座取引と当座預金勘定
     2-1 小口現金支払帳とインプレスト・システム
 3 その他の預金勘定
 4 有価証券勘定
     4-1 有価証券の取得と売却
     4-2 有価証券の評価
     4-3 有価証券の売買以外の受渡し
     4-4 有価証券の配当金・利息の処理
第3章 商品勘定の諸類型とその記帳処理
 1 商品勘定
     1-1 資産勘定としての商品勘定
     1-2 混合勘定としての商品勘定
     1-3 商品勘定の3分法
 2 仕入諸掛り
 3 仕入帳、売上帳そして商品有高帳
 4 棚卸減耗損と商品評価損
第4章 債権・債務の勘定とその記帳処理
 1 売掛金勘定と買掛金勘定
 2 貸倒損失と貸倒れの見積り
 3 商品売買取引以外の債権・債務取引の処理
     3-1 未収金勘定と未払金勘定
     3-2 仮払金勘定と仮受金勘定
     3-3 前払金勘定と前受金勘定
     3-4 立替金勘定と預り金勘定
     3-5 貸付金勘定と借入金勘定
     3-6 商品券
第5章 手形取引の勘定とその記帳処理
 1 受取手形勘定と支払手形勘定
     1-1 約束手形と為替手形
     1-2 約束手形の振り出しと書き換え
     1-3 為替手形の振り出し
 2 手形の裏書
     2-1 裏書譲渡の処理法
 3 手形の不渡り
 4 手形貸付金勘定と手形借入金勘定
第6章 固定資産の勘定とその記帳処理
 1 有形固定資産の取得
 2 建設仮勘定とその記入
 3 減価償却
     3-1 減価償却費の計算方法
     3-2 新減価償却(改正税法による減価償却)
 4 有形固定資産の修繕・除却・売却
     4-1 有形固定資産の修繕と修繕費
     4-2 修繕引当金と特別修繕引当金
     4-3 固定資産除却損と固定資産売却損益
     4-4 固定資産台帳
     4-5 固定資産と減損会計
第7章 無形固定資産、投資その他の資産(投資等)の勘定とその記帳処理
 1 無形固定資産の勘定とその記帳処理
 2 投資その他の資産(投資等)の勘定処理
第8章 費用・収益の勘定とその記帳処理
 1 商品売買益の計算と売上・売上原価関連勘定
 2 販売費・一般管理費の勘定
 3 営業外損益の勘定
     3-1 受取利息と支払利息
 4 期間損益計算と損益の整理
     4-1 前払費用
     4-2 前受収益
     4-3 未払費用
     4-4 未収収益
 5 特殊売買取引
     5-1 委託販売
     5-2 試用販売
     5-3 予約販売
     5-4 割賦販売
     5-5 工事収益(工事完成基準と工事進行基準)
 6 引当金勘定
 7 精算表
     7-1 精算表の作成方法
     7-2 精算表の形式
第9章 株式会社の簿記
 1 資本金と資本金勘定
     1-1 増資
     1-2 減資
 2 資本準備金
     2-1 会社合併の処理
     2-2 会社分割に伴う簿記的処理
 3 剰余金の処分と剰余金の配当
     3-1 当期純利益とその処理
     3-2 剰余金の処分と剰余金の配当および準備金の積立とその処理
 4 社債の処理
     4-1 社債の発行
     4-2 社債の償還
     4-3 新株予約権付社債
 5 退職給付債務
 6 繰延資産
第10章 帳簿組織
 1 帳簿組織の意味
 2 単一仕訳帳・単一元帳制(帳簿組織の原型)
 3 単一仕訳帳・補助簿併用制・分割元帳制
 4 分割仕訳帳(特殊仕訳帳)・分割元帳(特殊元帳)制
     4-1 特殊仕訳帳としての当座預金出納帳
     4-2 特殊仕訳帳としての小口現金支払帳と当座預金出納帳
第11章 本店・支店財務諸表の合併
 1 支店独立会計
 2 本店勘定と支店勘定
 3 支店相互間の取引の処理
 4 未達取引の処理
 5 内部未実現利益の控除
 6 本店・支店財務諸表の合併
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