原価計算の導入と発展

サンプルサンプル

サンプルサンプルサンプルサンプル

サンプル著者名
5,720円
hontoで電子版を見る
原価計算の導入と発展
  • 発売日:2010/06/01
  • 出版社:森山書店
  • ISBN:9784839420994
通常価格 6,160 円(税込)
通常価格 セール価格 6,160 円(税込)
SALE 売り切れ
  • 発売日:2010/06/01
  • 出版社:森山書店
  • ISBN:9784839420994
ネットストア在庫 詳細
    読み込み中...
My店舗在庫
    My店舗登録で店頭在庫と店舗お受け取り可否が確認できます。(要ログイン)
  • 在庫表示のサンプル
商品説明
 日本における原価計算の導入と発展について、重要な役割を果たした過去の文献を探索して研究することを行った。これまでの文献研究とは異なった視点から研究を行うことを目指した。すなわち、著者ひとりひとりが管理会計分野での研究者であることを踏まえて、日本の会計制度の視点からの原価計算制度の導入と発展を取り上げるのではなく、管理会計機能の面から原価計算を捉えることを基本とした。さらに、文献史としてこれまでの日本における原価計算に関する文献を跡づけるだけではなく、原価計算の導入と発展のプロセスにおける研究者と実務化の果たした役割について明らかにして、その意義を再認識することを重視した。
 そのため、取り上げる文献についても、『會計』『産業経理』『企業会計』等の主要な雑誌に掲載された論文や座談会・討論会等の記事、ならびに主要著書を対象にして文献レビューを行った。また、必要に応じて企業の社史や各種団体の歴史資料など、関連するその他の資料を参照することによって、日本における原価計算の導入と発展の実務の状況についても、そのプロセスを今日的な視点で振り返ることを試みた。
 日本の原価計算や管理会計は、欧米の研究成果や実務を導入することによって発展したものが多い。製品の製造原価の計算は初期においては特にドイツの影響が大きいと思われるが、原価計算のもk敵は、製品の製造原価の計算だけに留まらず、その後の時代の要請に応じて変化してきている。本書では、実務での経営管理上の要請を意識した研究、および企業の自主的な判断のもとで行われた原価計算の導入と発展プロセスを重視することにした。
 研究に際して、原価計算の導入と発展のプロセスについて文献レビューを通じて捉える基本的な分析フレームワークを設定した。影響や制約を与えたと考えられる要因を想定し、導入と発展のプロセスの論理的な概念モデルを提示して、それにもとづいて、文献を探索し、文献レビューを行い、重要と思われる文献の論点を要約した。それに加えて、文献だけからは把握できない当時の状況について、知見を持つ研究者や実務家のヒアリングも必要に応じて交えて、全員で情報を共有して研究会を重ねて議論を行い整理した。
目次
第Ⅰ部 序論
 第1章 わが国の原価計算の導入と発展に関する研究課題
  §1 研究目的と考察対象
  §2 研究の分析フレームワーク
  §3 本書の構成
 第2章 原価計算に関する時代背景
  §1 はじめに
  §2 時代背景区分
  §3 まとめ
第Ⅱ部 前史―戦前・戦中の原価計算の動向
 第3章 原価管理思考の萌芽(1)―三菱電機神戸製作所における標準原価計算の導入と適応
  §1 はじめに
  §2 標準原価計算の導入に至る環境要因
  §3 標準原価計算の技法的な基礎
  §4 標準原価計算の導入とその後
  §5 まとめ
 第4章 原価管理思考の萌芽(2)―原価計算と原単位計算
  §1 はじめに
  §2 『製造工業原価計算要綱』がもたらした実務的な成果
  §3 戦時統制経済と原価計算
  §4 原価管理思考の萌芽
  §5 まとめ
第Ⅲ部 戦後の標準原価計算の動向をめぐる諸論点
 第5章 実務界での導入動向の再認識
  §1 はじめに
  §2 日本能率協会の活動成果
  §3 東京商工会議所の活動成果
  §4 関西経済連合会の活動成果
  §5 日本生産性本部の活動
  §6 企業経営協会の活動
  §7 産業経理協会の活動
  §8 まとめ
 第6章 学界での論点の再認識(1)―二つの標準原価計算論(松本・山邊論争)
  §1 はじめに
  §2 松本・山邊論争の出発点
  §3 当座標準原価計算と基準標準原価計算のその後
  §4 まとめ
 第7章 学界での論点の再認識(2)―二元的標準原価と予算との関係(中山・溝口論争)
  §1 はじめに
  §2 初期の模索時代と通説の確立
  §3 二元的標準原価計算システムの概要―中山隆祐の所説
  §4 中山・溝口論争の回顧
  §5 まとめ
 第8章 学界での論点の再認識(3)―直接標準原価計算
  §1 はじめに
  §2 昭和電工における直接標準原価計算の導入
  §3 直接原価計算との理論的な結合についての研究
  §4 1960年代初頭における議論
  §5 まとめ
第Ⅳ部 伝統的コストマネジメントの発展
 第9章 「原価計算基準」をめぐる議論―実務家の積極的な役割
  §1 はじめに
  §2 「原価計算基準」の再検討―前提的考察
  §3 「原価計算基準」をめぐる議論の展開
  §4 研究者と実務化との間の方向性のギャップ
  §5 原価計算実務による要請としての「経営原価計算実施要領」
  §6 まとめ
 第10章 「コスト・マネジメント」の答申をめぐる議論―研究者の積極的役割
  §1 はじめに
  §2 コスト・コントロールからコスト・マネジメントへ―原価管理概念の萌芽
  §3 『コスト・マネジメント』制定の趣旨と背景
  §4 「コスト・マネジメント」をめぐる議論―文献の整理
  §5 まとめ
 第11章 基準後の直接原価計算をめぐる議論
  §1 はじめに
  §2 制度としての直接原価計算
  §3 直接原価計算の導入事例
  §4 受注生産企業の原価計算実務
  §5 まとめ
 第12章 原価計算の適用領域の拡大―中小企業とサービス組織
  §1 はじめに
  §2 「基準」以前の展開―中小企業の原価計算
  §3 「基準」以後の展開―サービス組織と原価計算
  §4 積極的適応の1つのかたち―鉄道原価計算の改定から
  §5 まとめ
第Ⅴ部 わが国での戦略的コストマネジメントの素地形成
 第13章 原価企画の関連ツールとしてのVEの影響
  §1 はじめに
  §2 VEの認知と商会
  §3 本格的なVEの導入
  §4 わが国に導入されたVE
  §5 まとめ
 第14章 品質原価計算の導入をめぐる議論
  §1 はじめに
  §2 品質管理と品質コスト
  §3 日本化薬における品質原価計算の導入
  §4 品質原価計算の学界での再認識と展開
  §5 まとめ
第15章 ABCの導入をめぐる議論
  §1 はじめに
  §2 ABCの紹介・認知
  §3 ABCの導入・受容をめぐる議論
  §4 日本企業における「ABCと同等の取り組み」
  §5 わが国におけるABCの導入と発展
  §6 まとめ
第Ⅵ部 まとめ
 終章 現代および今後の原価計算の導入と発展に向けて
  §1 はじめに
  §2 研究者と実務化の役割の再認識
  §3 実務からの役割期待の把握
  §4 理論構築推進者としての研究者を支える実務家の役割
  §5 今後の原価計算の導入と発展に向けて
附属資料1 年表
附属資料2 文献リスト
  『會計』(1946~2000年)
  『産業経理』(1946~2000年)・『原価計算』(1941~1945年)
  『企業会計』(1949~2000年)
  『原価計算』(1954~1956年)
  『座談会・討論会・会計研究室等』
附属資料3 主要文献の要約
  『會計』
  『産業経理』
  『企業会計』
詳細を表示する

カスタマーレビュー

honto本の通販ストアのレビュー(0件)

並び順:
1/1ページ

最近チェックした商品