国際企業倫理論

サンプルサンプル

サンプルサンプルサンプルサンプル

サンプル著者名
5,720円
hontoで電子版を見る
国際企業倫理論
  • 発売日:2011/02/01
  • 出版社:森山書店
  • ISBN:9784839421076

読み込み中…

国際企業倫理論

国際企業倫理論

通常価格 3,080 円(税込)
通常価格 セール価格 3,080 円(税込)
SALE 売り切れ
  • 発売日:2011/02/01
  • 出版社:森山書店
  • ISBN:9784839421076
ネットストア在庫 詳細
    読み込み中...
My店舗在庫
    My店舗登録で店頭在庫と店舗お受け取り可否が確認できます。(要ログイン)
  • 在庫表示のサンプル
商品説明
 戦後、企業の多国籍化の進展と拡大は、先ずは米国企業を中心として世界史上未曽有のものとなり、それに伴い、企業倫理に関わる多様な問題をもたらすことにもなった。とりわけ1960年代から1970年代初頭にかけては、多国籍企業についての大きな批判と論争が巻き起こされることになった。
 しかしその後、批判や論争は若干鎮静化に向かうことになった。それには、多国籍企業という新しい現象への驚きと戸惑いが消えたこと、そして、戦後の各国の経済的な立ち直り・発展とともに、米国以外の国々の企業の多国籍化も進展し、各国間の相互進出が活発化していったことが理由として挙げられる。国際経営論の学界においては、企業の国際競争の激化への対処法が関心の中心となり競争戦略に関心が移ることとなった。それは経済的な効率性を高める研究への一層の腐心でもあった。
 しかし、徐々に21世紀への転換点を契機にして、再び多国籍企業の倫理的な問題に関心が向かいだしたかに思われる状況がみられるようになった。その理由は、経済の一層の自由化・規制緩和の中で、企業倫理をめぐる様々な不祥事や不都合な問題の続発とそれへの相次ぐ批判であった。
 こうした流れの中で、国際経営論の学界においては、競争優位のために必要となる社会政治的な諸要素と諸条件への関心が高められることになった。また、ネットワーク型の組織がますます熱心に提唱されたことは倫理問題への意識を相乗的に高めることを意味した。
 とは言え、国際経営論の領域では、依然として競争に関わる従来の経済合理性中心の意識も、それに基づく研究や方法論への執着も強く、企業倫理問題への関心の高まりによる何らかの対応の必要性が感じられるようになったものの、企業倫理の研究を体系的に組み込むことは勿論、それとの融合には程遠い状況が支配的なままであった。
 そのような状況下では、「『国際経営論』の学科はまだ比較的若いので、それに結び付いた社会的、そして経済倫理的な体系化は未だ『方向付けの局面』にある」と語られることもあった。
 しかしながら、多国籍企業に関わる倫理的な問題が大きく取り上げられて以来、幾多の問題を目の当たりにしながら半世紀近くも経ち、未だ「方向付けの局面」にとどまっているのは、国際経営論が比較的若い学科だからではなく、それ以外の理由があるからではないだろうかという疑問も生じる。
 このような現下の疑問や問題について多少なりともこたえようとすることが本書の課題である。
目次
第1章 国際経営と企業倫理
 1. 序
 2. 企業倫理と企業経営
 3. 多国籍企業と企業倫理問題
 4. グローバルな企業倫理の必要性と可能性
 5. 結
第2章 企業倫理の基礎付け
 1. 序
 2. 企業倫理の位置付け
 3. 制度としての企業と企業倫理
   1 経済合理性・合目的性と倫理性
   2 経済合理性の分化発展と企業倫理
   3 企業の未来と倫理性
 4. 経済合理性と倫理性の統合
   1 民主化の要請
   2 開かれた組織としての企業
 5. 結
第3章 グローバル化と企業倫理
 1. 序
 2. 多国籍企業問題の進展
 3. グローバル化と倫理性の認識
 4. 多元的な社会的環境要因への対応
 5. 相対主義的な環境適応の枠組み
 6. 結
第4章 企業倫理と企業戦略
 1. 序
 2. 相対主義的な環境適応志向の克服
 3. 市場主義・競争主義の超克
 4. 結
第5章 企業倫理と企業文化
 1. 序
 2. 市場主義・競争主義の超克と道徳性の発展
 3. 環境、体制の変化・変革と企業文化
   1 企業倫理と環境、体制の変化・変革
   2 開かれた企業倫理と企業文化
 4. 結
第6章 企業倫理と企業組織
 1. 序
 2. 企業組織と企業権力
   1 企業倫理・組織と企業権力
   2 国際経営の組織発展
   3 企業組織の不変性
 3. 企業倫理と組織の民主性
   1 倫理問題の増幅可能性
   2 倫理問題と組織の民主性
 4. 結
第7章 企業倫理と企業体制
 1. 序
 2. 多国籍企業体制と企業倫理実現の可能性
   1 企業倫理と相対主義的対応の限界
   2 企業倫理と多国籍企業パラダイム
 3. 多国籍企業体制と権力問題
   1 国際経営と権力問題の認識
   2 企業倫理・権力問題と経営学的認識
 4. 多国籍企業体制と自由市場主義
 5. コンセンサス志向の企業倫理の限界
 6. 結
第8章 企業倫理と体制の変革
 ―新たな「予定調和」の実現に向けて―
 1. 序
 2. 体制変革の方向
   1 問題となる現況
   2 企業権力関係の変革と民主化
 3. 新たな倫理と文化の創造
 4. 結にかえて―企業倫理、経営戦略論と経営学―
補論 企業倫理の国際比較と展望
 ―米独日を例として―
 1. 序
 2. 米独日の企業倫理、その特質と相違
   1 米独日の企業倫理の成り立ちと概略
   2 米独日の企業倫理の特質
   3 米独日の企業倫理の本質的相違
   4 米独日の企業倫理の領域、範囲の相違
 3. 結論と展望
詳細を表示する

カスタマーレビュー

honto本の通販ストアのレビュー(0件)

並び順:
1/1ページ

最近チェックした商品