第1章 江戸時代の商人の帳合法
1 はじめに
2 明治初期から第二次世界大戦までの研究
2.1 『商事慣例類集』に見る江戸時代の商人の帳合法
2.2 大森研造論文
2.3 出雲帳合
3 第二次世界大戦後の研究
3.1 中井家の帳合法
3.2 鴻池家の算用帳
3.3 帳合法の決算報告書
(1) 長谷川家、(2) 三井家、(3) 富山家
4 江戸時代の商人の帳合法の特徴
5 おわりに
第2章 伊勢商人の帳合法と監査
1 はじめに
2 伊勢商人と監査
2.1 伊勢商人とは
2.2 「本状」、「目録開き」、「勤番」
3 長井家の決算報告と監査証明
3.1 算用目録の体系と様式
3.2 算用目録と監査証明
4 田端屋(田中家)と監査
4.1 監査報告書
4.2 監査手続書
4.3 算用目録
5 おわりに
第3章 我国中世における荘園会計
1 はじめに
2 荘園会計の史料
3 「代官尊爾の決算報告諸表」の構造と体系
3.1 代官尊爾の決算報告諸表の構造
3.2 代官尊爾の決算報告諸表の体系
4 荘園の監査
5 おわりに
第4章 我国古代の正税帳と出挙帳
1 はじめに
2 正税帳とは
2.1 正税帳の構造
2.2 正税帳と算用帳
3 出挙帳
3.1 公出挙と出挙木簡
3.2 公出挙と漆紙文書
4 私出挙と出挙帳
5 おわりに
第5章 我国中世と寺院の会計
1 はじめに
2 大森研造による指摘
3 祠堂方帳
4 米銭納下帳
5 おわりに
第6章 日記と和式簿記
1 はじめに
2 荘園の年貢算用状と日記
3 貸付簿としての日記
4 日記の発展過程
5 おわりに
第7章 和式簿記の源流
―東アジアにその源流を求めて―
1 はじめに
2 古代中国における出挙帳
2.1 トルファンの出挙帳
2.2 敦煌文書にみる出挙帳
3 古代朝鮮半島、百済における出挙木簡
4 中国唐代の質屋の帳簿
5 中国寺院の決算報告書
6 おわりに
第8章 我国監査の起源
1 はじめに
2 税帳勘会
3 地方行政監督機関
3.1 検税使
3.2 検税使以外の地方行政監督機関
(1) 巡察使 (2) 問民苦使 (3) 按擦使 (4) 勘解由使 (5) 観察使
3.3 勘会と地方行政監督機関
4 勘会の変質
5 おわりに
補論 明治以後の帳合法(和式簿記)
―神戸商業講習所と『中小企業簿記要領』―
1 はじめに
2 『商事慣例類集』と兵庫の帳合法
3 創立当時の神戸商業講習所の和式帳合法の教育
4 創立当時の簿記教科書と和式帳合法
5 神戸商業講習所の簿記教育と兵庫商人
6 神戸商業講習所の業種別簿記の教育と商法講習所
7 神戸商業講習所の簿記教育と『中小企業簿記要領』
8 おわりに
引用文献
索引
初出一覧
あとがき