江戸時代の借金は「口約束」からはじまった
大量に残された証文を読み解き、江戸時代のリアルな借金事情を明らかに。
近世古文書学などの文献史学はもちろん、アーカイブズ学、経済史、農業史、法制史にも寄与。
【内容説明】
1 借りてから返すまで大量の証文が語るリアルな借金事情
証文はなぜ大量に残されたのか。膨大な証文を徹底調査し、お金を借りてから返済するまでの全体を理解し、江戸時代の借金事情を明らかにする。
2 「口約束」から「一筆をとる」まで驚きの金融事情
借金や土地売買は口約束からはじまった現代では考えられない江戸時代の常識「口約束」から、書面で取り交わされた借金に至るまで、丁寧に解き明かす。
3 史料読解の新しい手法新たな近世古文書学・アーカイブス学を提示
金子借用、土地売買など地方文書で大量に残される証文類は、どのように読むべきか。実際に調査した文書写真とその解釈を掲げた、古文書調査に必読の書。さらに古代から現代まで、借金にまつわる書下ろしコラム6本を収録。