はじめに
第1章 ビジネスエスノグラフィーの考え方
1.1 人々を生々しく描くことで気づく
1.2 見え難いことを捉える
1.3 人間ほど不合理なものはなく、だからこそ問題やチャンスが無限に生まれる
1.4 些細な事実から真相を暴き出す名探偵の謎解き
1.5 「観る・聴く、気づく・考える、書く・伝える」で取り組める「普段使いのツール」
1.6 「ありのままに観る参与観察」と普通の観察との違い
1.7 あらかじめ仮説を立ててはいけない
1.8 なぜ先に仮説を立ててはいけないのか
1.9 場を読む、空気を読む、行間を読む
1.10 結論は相手に考えてもらう
1.11 「分からない」を「良くする」へ促す
1.12 好奇心をくすぐり協力者を巻き込む
1.13 時代に左右されないスキル
第1章のまとめ
第2章 ビジネスエスノグラフィーの使いみち
2.1 イノベーションに使う:ステークホルダーの性格や習慣を把握する
2.2 価値創造に使う:価値を可視化する
2.3 DXに使う:技術ドリブンではなく人間中心設計
2.4 地域振興に使う:もともとある豊かさを顕在化する
2.5 組織改革・業務改革に使う:規則を破っても見えざる規律は侵さない、という構造をあからさまにする
2.6 会議の生産性向上に使う:出席者が発言しない部分を洞察する
2.7 ダイバーシティ・インクルージョンに使う:表層に現れ難いデータを取り上げる
2.8 制度設計に使う:実態をつぶさに反映させる
2.9 人間関係や組織の悩みの解明に使う:察して見通しを立てる
2.10 マーケティングに利活用する:顧客のインサイトを掴む
第2章のまとめ
第3章 ビジネスエスノグラフィーの使いみちの事例と実践ポイント
事例1 組織改革:修理者の雑談から解明された経営危機の深層原因
事例2 組織改革:口癖をきっかけに暴き出された組織に潜在する習慣
事例3 組織改革:意外と一致していない会議への参加目的
事例4 組織改革:女性管理職比率向上を阻むアンコンシャスバイアス
事例5 新事業創造:病院のDX商談をライバル社から勝ち取った提案
事例6 新事業創造:伝統的職人技における暗黙知の形式化
事例7 新事業創造:過剰な要求に対するネゴシエーションの落としどころ
事例8 社会問題解決:災害エスノグラフィー
事例9 社会問題解決:車椅子利用者にとってのレストランのバリアフリー
事例10 社会問題解決:伝統建築技法と互助社会の再現
第3章のまとめ
第4章 実践方法
4.1 全体構造
4.2 実施手順:事前準備工程
4.3 実施手順:データ収集
4.4 実施手順:分析工程
4.5 実施手順:報告
4.6 実施手順:終結工程
第4章のまとめ
第5章 ビジネスエスノグラフィーの普遍性と展望
5.1 ビジネスエスノグラフィーの核であるアブダクション
5.2 AIの提案を確かめるための人間の力を鍛えるビジネスエスノグラフィー
5.3 不滅のテーマである、部分最適による全体最適崩壊問題に切り込む
5.4 人文社会系学問も産業に活用する
5.5 「良くする」から「善くする」へ
第5章のまとめ
おわりに
参考文献
索引