知的障害者が働いて、きちんと収入を得られる場を作ろう
経済小説のモデルにもなるほど、不動産評価ビジネス分野で
実績を上げていた著者・伊藤紀幸さん。
その人生は、30歳のとき、知的障害を持つ息子を授かったことで
大きく変わり始めました。
日本での知的障害者の賃金があまりに安いことを知った伊藤さんは、
その将来を案じ、ならば知的障害者が働き、もっと稼ぐことのできる場を作ろうと、
紆余曲折の末に、2012年、チョコレート工房「ショコラボ」を開業したのです。
愛があふれる起業ストーリー
ショコラボは、デパートのバレンタイン催事等でも人気の
チョコレート工房へと成長しています。
本書は、横浜市にある小さなチョコレート工房「ショコラボ」の
チャレンジ・ストーリーをまとめたものです。
障がい者福祉、起業の面白さ、経営の難しさやワクワク感、モノづくりの喜び、
そして親子の愛情と、さまざまなテーマが詰まっています。