聴覚障害児の日本語をはぐくむキューサインの活用 ―その歴史と実践からまなぶー

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商品説明
キューサインの初めての専門書が刊行!
聴覚障害者のコミュニケーションの補助として、口の形で母音を、指の形や位置で子音を表し、その組み合わせで日本語の音を表現する「キューサイン」。「キュード」「キュードスピーチ」「音韻サイン」など呼び方は様々で、地域によって独自の発展を遂げています。本書では、キューサインの歴史や背景、特別支援学校のキューサインによる教育実践事例、キューサインとともに育った当事者たちの証言をまとめました。聴覚障害児の教育に携わる教員、言語聴覚士、保護者の方々はもちろん、研究者にも広くおすすめしたい、本邦初のキューサイン専門書です。
目次
はじめに
第1 部 理論編 ~背景と歴史、その意義~
第1 章 日本の聴覚障害児教育におけるキューサイン(JP)活用の重要性および
米国のCued Speech(US)、Visual Phonics(US)との比較
第2 章 日本におけるキューサインの歴史と現在の使用状況
第1 節 日本におけるキューサインの歴史①
    ~発音誘導サインの由来と口形記号を中心に~
第2 節 日本におけるキューサインの歴史②
    ~発音誘導サインからキューサインへ~
第3 節 日本におけるキューサインの歴史③
    ~他校への広がりと2018 年のアンケート調査より~
第3 章 聴覚障害児の日本語獲得における課題とキューサイン
第4 章 発音・発語の学習から見たキューサインの意義
第5 章 音韻発達とキューサイン
第6 章 生活言語・学習言語とキューサイン
第7 章 認知発達とキューサイン

第2 部 実践編 ~教育実践と活用の実際~
第8 章 キューサインを活用した指導の実際
第1 節 筑波大学附属聴覚特別支援学校
第2 節 千葉県立千葉聾学校
第3 節 静岡県の聴覚特別支援学校
  (1)静岡県立静岡聴覚特別支援学校
  (2)静岡県立浜松聴覚特別支援学校 
  (3)静岡県立沼津聴覚特別支援学校
第4 節 大阪府立生野聴覚支援学校

第9 章 キューサインと関わった当事者・保護者・教員の体験談
体験談①京都校が「キュー」を全国に発表する前に「キュー」で育った当事者
~「キュー」の歴史、現在の京都における「キュー」の状況~ (脇中 起余子)
体験談②広島校で「発音誘導サイン」を用いて育った当事者 (品田 俊弘)
体験談③筑波大学附属聾学校において「発音サイン」で育った当事者 (天野 貴博)
体験談④松江校において「キューサイン」で育った当事者 (内田 瞬哉)
体験談⑤松江校において「キューサイン」で我が子を育てた保護者 (内田 靖)
体験談⑥地域校で「キュード」を用いて育った当事者(1) (浅田 香苗)
体験談⑦地域校で「キュード」を用いて育った当事者(2) (木村 一哉)
体験談⑧「キュー」を使う学校と使わない学校で音楽を指導した教員 (中田 宏美)


第3 部 今後の課題
序文   将来への展望
第10 章 人工内耳と音韻発達
第11 章 「共通キューサイン」と「共通口形記号」の紹介

資 料
キューサイン使用学校のHP の紹介
引用・参考文献

おわりに
索引
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