• 発売日:2024/12/05
  • 出版社:森話社
  • ISBN:9784864051866

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村上シネマ

村上シネマ

通常価格 3,630 円(税込)
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  • 発売日:2024/12/05
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商品説明
アートシネマからアイドル映画、知られざるインディーズ映画、さらにはネットにあふれる自主制作映像にいたるまで、あらゆる村上春樹作品の映像アダプテーションを網羅し分析した、ハルキスト必携の1冊。多様に受容されるハルキ文学の映像化のすべて。
目次
  まえがき──二台の赤い車のあいだ

Ⅰ 村上春樹と映画、その有機的なつながり
  第1章 鈴木清順の映画と『騎士団長殺し』──映画批評に見る創作の源泉
Ⅱ インディーズ映画の時代
  第2章 風の歌を聴け──死のトラウマとノスタルジア
  第3章 パン屋(再)襲撃/100%の女の子──繰り返されるアダプテーション
  第4章 森の向う側──クロスメディアを紐帯する感覚表現
Ⅲ 原作への忠実さとの格闘
  第5章 トニー滝谷──アダプテーションを通した語りの〈引き継ぎ〉
  第6章 神の子どもたちはみな踊る──多文化共生社会とポスト9・11のアメリカ
  第7章 ノルウェイの森──ノスタルジアの回避とグローバル・アート・シネマ
Ⅳ 多様化するコンテクスト
  第8章 アコースティック──男性スター表象と韓国ポピュラー文化
  第9章 ハナレイ・ベイ──ヤンキー男子と視線の政治性
  第10章 バーニング 劇場版──曖昧さと不可視性
  第11章 ドライブ・マイ・カー──他者性の構築と受容

  補章1 小人たちと踊る──女性を主人公に「踊る小人」を翻案したスウェーデン映画
  補章2 音の日記──ウクライナを舞台に描く「めくらやなぎと、眠る女」
  補章3 特集ドラマ バーニング──国際共同製作の腹話術
  補章4 めくらやなぎと眠る女──死の主題の希薄化と東日本大震災
  
  あとがき
  初出一覧
  作品名索引
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