本書は、封じ込め設備を導入するさいの大きな流れに沿った構成としている。このため、「第1部 封じ込めの基本計画」「第2部 封じ込め設備の設計と導入」「第3部 封じ込め設備の運用管理」という具合に3部構成としている。
設備導入プロジェクトを想定して、その進捗の段階に応じて検討しなければいけない項目を順次に並べている。
第1部は、毒性学的な事項を含めて、封じ込めの基盤的な情報を扱っている。以下まつわる話題を取り上げている。
・高薬理活性医薬品の動向 ・専用化要件 ・抗ガン剤のライフサイクル
・OEL、OEB、健康ベースの曝露限界値 ・コントロールバンディング
第2部は、設備導入に的をしぼって説明している。
・封じ込め設備 ・二次封じ込め ・廃棄物、不活化処理 ・個人保護具、呼吸用保護具の選定
・創薬ラボ、品管ラボなどでの封じ込め ・エンジニアリング上のポイント
第3部では、設備導入したあとの運用管理について述べている。
・薬塵測定 ・洗浄評価 ・漏出対策 ・作業員の健康管理
付録には、封じ込めに関する著者の報文を収録している。