• 発売日:2024/09/06
  • 出版社:生活書院
  • ISBN:9784865001747
通常価格 2,200 円(税込)
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商品説明
ソーシャルワーカーを取り巻く困難な状況を踏まえながらも、それぞれの立場から少しでも希望ある未来を描くことを目指し書かれた、「ソーシャルワーカーの○○」シリーズ最後を飾る一冊!

現役のソーシャルワーカーとして働いているみなさん、ソーシャルワーカーとなることを目指して勉学に励んでいるみなさん、そんなみなさんへのささやかなエールとなるようなものにしたい、という6人の執筆者の想いを込めて、「ゼツボウ」ではなく「ミライ」をいまこそ語ります。
目次
はじめに  荒井浩道 

CHAPTER1 誰もがソーシャルワーカーである社会へ──学生の視点から考えるソーシャルワーカーの「ミライ」  後藤広史
 1 はじめに
 2 調査概要
 3 結果
 4 考察
 5 誰もがソーシャルワーカーである社会へ


CHAPTER2 “専門性”以前の“支援”──“個”としての支援者  荒井浩道
 1 「支援者」の誕生と「専門性」
 2 支援者の「個別性」
 3 「万能」ではない支援者
 4 「能力」以前の要素
 5 経験をいかす
 6 結びにかえて――専門性の鎧を脱ぐ

CHAPTER3 力のない私たちでも/だからこそできる「その場しのぎ」  長沼葉月
 1 社会福祉士養成カリキュラムに翻弄される私
 2 「助けてください」という手を、振り払った人、掴んでくれた人
 3 社会福祉を巡る法制度の限界
 4 クライエントの要望にまずは向き合う
 5 関係性を変える会話を意識する
 6 ネガティヴ・ケイパビリティを磨く
 7 地域でつながる
 8 未来につながる

CHAPTER4 「うろたえる」ソーシャルワーカー  木村淳也
 1 「うろたえ」ている人のこと
 2 みんなはどうしているんだろう
 3 「できること」とか「できないこと」とか
 4 「うろたえ」やら「もがき」はソーシャルワーク独特の営みか?
 5 できないことはできないけれど
 6 じぶんのなかに「すなお」と「へそ曲がり」を同居させる
 7 ソーシャルワーク虎の穴
 8 もうどうしたらいいかわからないってこともそりゃあるさ
 9 それでも明日はやってくる

CHAPTER5 ソーシャルワーカーをやめない――「幸せ」な社会になるように  本多 勇
 1 「私は、ソーシャルワーカーですか?」……という自問自答
 2 社会福祉の教員もソーシャルワーカーなのでしょうか?
 3 社会福祉とソーシャルワーク、しあわせ
 4 毎日の暮らし、生活のなかで
 5 みんなが「ソーシャルワーカー」のように、優しい社会に

CHAPTER6 ソーシャルワーカーのこれまでとこれから──現状から未来に向けてなされなるべきことの試論的提起  木下大生
 1 はじめに
 2 アイデンティティの揺らぎ(職域拡大)──司法と福祉の連携から考える
 3 ソーシャルワーカーの国家資格に関する議論
 4 支援対象の範囲をどのように捉えていくのか
 5 ソーシャルワーカーとAI
 6 ソーシャルワーカーの専門性──ストレングス視点と社会変革
 7 ソーシャルワーカーと社会体制──新自由主義とどのように対峙していくのか
 8 おわりに

おわりにかえて  長沼葉月
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