これからの環境社会が求めるプラスチック開発・加工の決定版!
SDGsのアジェンダは、17の目標とそれを実現するための169の具体的な指針を掲げているが、17のゴールの内、特に13(気候変動に具体的な対策を)、14(海の豊かさを守ろう)、15(陸の豊かさを守ろう)はプラスチックの今後の開発目標に大きく影響している。
日本政府は2050年までに実質的に二酸化炭素の排出量をゼロにする方針で、プラスチックについてもその原料を石油や天然ガスからバイオマスに切り替え、2030年までに約200万トンのバイオマスプラスチックを生産する計画が立てられている。
このような社会的背景を受けて、環境、バイオ資源に目を向けた新しい観点でのポリマーやプラスチックに関する書籍が望まれており、その流れを一貫した視点で眺めながら、特に下流面のコンバーティック技術に重点を置いて解説しようとするのが本書の狙いである。
*本書は月間誌「コンバーテック」誌上に約3年間に亘って連載した講座を基にして新たに書き上げたものです。
1)読者の対象は、プラスチックメーカー、コンバーター、ユーザー、商社などの企業の調査・企画部門、研究・開発部門、営業部門を主体としている。また、関連の大学・研究機関の研究者に対しても教科書、副読本的な意味を持たせている。
2)初歩的な入門書よりはレベルを高くし、中級書的な位置付けを図る。
3)プラスチックの物性や加工技術に重点を置き、環境問題、バイオ技術については別章にて最新の内容を記載している。
4)極力、図表を多くし、化学式等専門的な表記は減らした。