日本の住宅は欧米に比べて質が低いと言われきました。その状況が少しずつ変わってきており、省エネルギーで光熱費が掛からず、快適で健康に暮らせる「エコハウス」に注目が集まり、事例が少しずつ増えています。本書は住宅業界で注目されるエコハウスの設計指南書です。
本書の著書である建築家の松尾和也氏は長年エコハウスの設計に取り組み、経験をふまえた理論的な設計手法を確立。本書はその手法を体系化し、分かりやすくまとめたものです。エコハウスに関心のある設計者や現場監督、営業マンなど住宅に関わるすべての実務者が知りたかった情報が満載。インターネットの情報に飽きたらない建て主も、本書の内容を知っておけば工務店選びの基準ができます。
タイトルの「超入門」は「非常に簡単」という意味ではなく、「これだけ網羅している入門書はないだろう」という意味での「超入門」です。エコハウスを設計するときに発生しがちな「モヤモヤ」が解消され、設計力が高まること請け合いの1冊です。