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ワーグナー・パースペクティヴ 2024

ワーグナー・パースペクティヴ 2024

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商品説明
日本のワーグナー研究の最新動向を伝える年刊誌、新シリーズ創刊!
初演200年のベートーヴェン《第九》と生誕200年のブルックナー、
それぞれのワーグナーとの関係にせまる!

『ワーグナー・パースペクティヴ』は、わが国におけるワーグナー研究の成果やワーグナー芸術にかんする多様な情報を発信する年刊誌です。

誌名の「パースペクティヴ」には、「ワーグナーを通して、あるいは対象として、その作品や思想だけにとどまらず、関連するさまざまな事象や世界を多様な観点から論じることのできる場を提供し、本誌を通じて未来のワーグナー研究を展望したい」という理念が反映されています。

創刊号となる今号では、本年(2024年)初演から200年を迎えたベートーヴェンの第9交響曲とワーグナー、そしてバイロイトの関係にせまる第1特集、やはり本年生誕200年を迎えた作曲家アントン・ブルックナーとワーグナーとの関係を論じた第2特集のほか、昨年(2023年)8月に逝去した指揮者・飯守泰次郎氏に寄せる追悼文集を掲載しました。

その他、バイロイト音楽祭のレポート、国内のワーグナー上演情報の記録、国内外の文献紹介なども充実。巻末には次号から受けつける論文投稿の募集要項を掲載しています。
目次
まえがき

■特集1 《第九》─ワーグナー─バイロイト
模倣から創造へ──ワーグナーのベートーヴェン《第九交響曲》の総譜筆写(岡田安樹浩)
ベートーヴェンの第九交響曲における「修整」の系譜──ワーグナーから二〇世紀に至るまで(内藤眞帆)
ワーグナーのバイロイト時代──《第九》の精神からの「祝祭」の誕生(池上純一)
フルトヴェングラーの「バイロイトの第九」──「足音」と「無」のあいだに(山崎浩太郎)

■特集2 ブルックナー×ワーグナー
憧れとの決別、あるいは呪縛からの解放──ブルックナー《交響曲第三番》とベートーヴェン、ワーグナー(石原勇太郎)
「自由と祖国はとこしえにありき」──《ゲルマン人の行進》とブルックナーのナショナリズム(池上健一郎)

■飯守泰次郎先生追悼
アマチュア・オーケストラでの飯守体験(荒井宣之)
劇場の人として(池田香織)
飯守イズムを胸に刻んで(城谷正博)
飯守泰次郎氏との思い出(高島 勲)
飯守先生とワーグナー協会(三宅泰子)

■上演報告
バイロイト音楽祭報告 二〇二三──「人新世」の《パルジファル》(山崎太郎)
国内主要ワーグナー上演 二〇二三

■書評
国内ワーグナー文献 二〇二三(江口直光)
海外ワーグナー文献 二〇二一−二〇二三(フランク・ピオンテク/松原良輔 訳)

執筆者プロフィール
日本ワーグナー協会二〇二三年活動記録
論文募集要項
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