はじめに
第1章 ポリヴェーガル理論と3色マップの眺め方
子ども支援の旅へ,安全に出かけよう
「ポリヴェーガル理論」で日常を見てみたら
交感神経系,背側迷走神経複合体,腹側迷走神経複合体
活性化を表す「赤」,そして「緑赤」へ
沈静化を表す「青」,そして「緑青」へ
凍りつきの「青赤」,そして「トラウマ」という視点
無理して合わせる迎合反応,「偽りの緑」
安全・安心の土台になる「緑ベースの三角形」
第2章 3色マップの使い方と会話の例
導入に際して
基本的な使い方
3色マップを用いた会話や支援の例
第3章 子どもの成長を支えるためのいろんな「工夫」
みんな,どうやって工夫してる?
見て,触れてわかるって,とっても安心
棒人間と吹き出しでつながる「コミック会話」
絵文字文化の日本で進化? 「表情カード」
「温度」というわかりやすいメタファー「怒りの温度計」
どんな気持ちも大切に『気持ちの本』
縦軸と横軸だけでは表現しきれない「ブレンド」や「迎合」
「迎合(Fawn)」の表現をめぐって
ポリヴェーガル・インフォームド・アプローチの可能性
第4章 「あいだ哲学」「交通論」の視座から
「あいだ」としての関係性の捉え方
生と死
「衰退のエネルギィ」と生死間─永田耕衣の句から
「まぶさび」と「緑ベースの三角形」
本の中に「安全な異世界」を見つけた少女
不調や回復のプロセスには道のり(交通)が存在する
子ども支援における交通論的視点
大人同士の対立は,異交通の扉をひらくチャンス
身体と「主体」の交通様態
「ニューロセプション」×「主体」×「交通論」の統合イメージ
第5章 支援者の声,そしてツールとしての限界と進化
支援者へのアンケートから見えること
実際に活用した支援者からの報告
3色マップの限界
感情や思考,感覚の複雑さを単純化しすぎることのデメリット
3色マップの応用とツールとしての進化
授業での導入案:「気持ちの島めぐり」(小学校高学年向け)
学習脳とサバイバル脳
「デジタル版3色マップ」の構想
あとがき