クラシック音楽を聴けば美術鑑賞はもっと楽しい!
誰もが一度は耳にしたことのあるクラシックの名曲、あるいはどこかで一度は目にしたことがある名画――そういった名曲や名画のなかには、意外な結びつき・不思議な結び付きがあるものもめずらしくありません。
例えば、ボッティチェッリの『春(プリマヴェーラ)』をはじめとした3点の絵画に着想を得た、イタリアの作曲家レスピーギの管弦楽曲『ボッティチェッリの3枚の絵』、ベートーヴェンの『第九』をイメージしてクリムトが絵筆を走らせた壁画『ベートーヴェン・フリーズ』、ドビュッシーの『海』に楽譜の表紙として用いられた葛飾北斎の浮世絵『富嶽三十六景 神奈川沖浪裏』、スメタナの『我が祖国』に故郷への想いを駆り立てられたミュシャの連作絵画『スラヴ叙事詩』など。
そのほか、聖書のなかの物語やギリシャ・ローマ神話、シェイクスピアの戯曲、歴史上の出来事など、名曲と名画で同じテーマを扱っているものも数多くあります。
本書では、そうしたクラシックの名曲と歴史に残る名画の数々を楽曲の誕生した年代順に紹介しています。
素敵なコンサートと展覧会の同時進行をお楽しみください。