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やさしいカラー図解 統合失調症

やさしいカラー図解 統合失調症

糸川 昌成 (監修)
糸川 昌成 (監修)
通常価格 1,870 円(税込)
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商品説明
考えや感情がうまくまとまらず、幻覚や妄想などの症状を伴う統合失調症は、100人に1人が発症するという推計もあり、身近な一方、誤解が多い病気でもあります。
比較的若いうちに発症する人が多いという特徴もあり、そうした場合では進学、進路などへの影響も大きく、悩んだり心配している方も多いでしょう。
近年は、まだ不明な要素もありながら、治療方法等の進歩もあり、症状をコントロールしながら十分に社会復帰が可能な病気となっています。
本書は理解が難しい部分もあるこの病気の原因・要因、症状、受診のポイント、治療とリハビリ、回復に向けた生活、支援制度などを、豊富なオールカラー図解でわかりやすく説明。
脳と心のつながりがよくわかり、治療と回復のサポートに役立ちます。
家族をはじめとした周囲の人の対応が病状を左右するとされる統合失調症を、より深く理解して、患者さんとともにより良い人生を歩むための確かな情報を幅広く提供しています。
目次
第1章 統合失調症の原因と症状
 統合失調症とはどんな病気なのか
 脳の働きが心を司る
 統合失調症はどうして発症するのか
 統合失調症の経過
  前駆期(前兆期)〜急性期
  休息期(消耗期)〜回復期(安定期)
 再発をくり返すことがある
 病気への誤解や偏見を持たない
 「病識」をもちにくいのが特徴
 3つの基本的な症状
 急性期の「陽性症状」
 休息期(消耗期)・回復期(安定期)の「陰性症状」
 生活にかかわる「認知機能障害」
 コラム 内科と精神科の診断の違い
第2章 統合失調症の診察と急性期の治療
 回復を早める早期発見と早期治療
 はじめての診察の流れ
 医師とコミュニケーションをとりながら治療する
 急性期の薬物治療
 心を治療する精神療法
 急性期における身近な人の対応
 コラム インターネット情報との付き合い方
第3章 回復を目指す維持療養期
 休息期・回復期について
 治療は継続が大切
 症状が落ちついたあとの療法
 社会に復帰するための療法
 患者さんのための支援制度
 専門スタッフによる支援
 コラム 医師や医療機関を見直すケース
第4章 病気とともに生きる
 家庭内の関係を見直す
 人は物語を生きる
 脳に気持ちのよいことをする
 生物には自然治癒力がある
 脳だけではなく、体の健康も大切
 回復のヒントは調子のよいときにある
 病気をきっかけに生き方が変わる
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