「心臓」にして「心」でもある
「ハート」とはいったい何のシンボルなのか?
ヨーロッパ文化を通して哲学・医学・宗教・芸術・文学の歴史が織りなす
変幻自在なハートの謎に多彩な図像とともに迫る。
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【目次】
はじめに(須藤温子)
第 一 部
ハートの文化史哲学・医学・美術・文学(須藤 温子)
【コラム】ハートの伝説いろいろ(須藤 温子)
第 二 部
ハートの諸相
中世フランスの文学テーマ「愛の嘆き」とハートの形象化
(徳井 淑子)
ハートのエンブレムペトラルカからヘフテンへ
(伊藤 博明)
ウィザーの燃える心臓と祭壇一七世紀イギリスのエンブレムの事例
(植月 惠一郎)
インテルメッツォ
歌と「クオーレ」 (斉田 正子)
人魚の魂・男の心臓『ウンディーネ』、『人魚姫』、『漁師とその魂』
(須藤 温子)
聖心イメージとハプスブルクの聖人たち金羊毛騎士団を手がかりに
(蜷川 順子)
小道具、大道具、そして役者としてのハート西洋一五世紀後半一七世紀前半の視覚上の作例を中心に
(木村 三郎)
【コラム】《心臓に毛の生えた》発表若桑みどりさんの思い出
(木村 三郎)
あとがき (須藤 温子)
編集後記 (木村 三郎)
人名索引