• 発売日:2025/02/02
  • 出版社:鳥影社
  • ISBN:9784867821435

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アメリカにとって最も危険な夜

アメリカにとって最も危険な夜

通常価格 2,750 円(税込)
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商品説明
ヘンリー・アダムス賞〈2017年〉受賞作品
真珠湾攻撃の約7ヵ月前の1941年5月、フランクリン・ルーズベルト大統領は、国土安全保障省の前身となる市民防衛局を設立し、ニューヨーク市長のフィオレロ・ラガーディアを局長、ファーストレディーのエレノアを副局長に据えた。これは、外国の攻撃から国民の生命と財産を守るために政府が設けた、20世紀初の連邦機関であった。本書は、迫りくるファシズムの脅威に対し、無防備だった1930年代後半の米国が、どのように備え、対処したのかを詳細に記録し、考察するものである。

フランクリン・ルーズベルト政権におけるファーストレディーのエレノア・ルーズベルトは、人種差別撤廃や人権擁護の活動に力を尽くした。1942年2月19日に発令された日系人強制収容の大統領令に同調することなく、自ら日系人収容所を慰問している。第二次大戦後、エレノア・ルーズベルトは国連人権委員会の初代委員長を務め、彼女がリベラルアメリカの象徴と呼ばれる所以になった。
目次
謝辞
プロローグ 
第一章 世界の最終戦争
第二章 条約や協定、象徴や人間性の無視
第三章 二つの局面
第四章 本土防衛の問題点
第五章 アメリカの計画
第六章 ロンドン大空襲
第七章 燃え広がる狂気の炎
第八章 全身全霊をかけて
第九章 我々全員がセントラルパークに逃げ込めるわけではない
第十章 人々は安全を保障されなければならない
第十一章 エレノアが批判のまとに
第十二章 リベラルの軍事化への道
第十三章 FDRの死、そして市民防衛局の終焉
エピローグ
訳者あとがき
NOTES
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