迷妄の叛徒

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迷妄の叛徒
  • 発売日:2025/07/18
  • 出版社:鳥影社
  • ISBN:9784867821572

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迷妄の叛徒

迷妄の叛徒

通常価格 9,900 円(税込)
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  • 発売日:2025/07/18
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商品説明
キリシタンの受難から「神」の義を問い、圧倒的な筆力で日本宗教史の根源に迫る。比類なき歴史文学がここに誕生した。(文芸評論家・富岡幸一郎)

上巻・下巻・別冊補完版の箱入り、全三巻。
1360頁に及ぶ大作が完成。

下巻収録の「あとがき」に本書執筆の意図や経緯、別冊補完版に付録として教会用語、章ごとの登場人物を収録。
目次
第1部 濫觴・道程
 序 章
 第1章 盛 時
 第2章 栄冠と小康
 第3章 絶対的禁教⑴
 第4章 絶対的禁教⑵
 第5章 直談判
 第6章 源助ら殉教
 第7章 超自然の光⑴
 第8章 超自然の光⑵
 第9章 雲仙地獄
 第10章 秘匿と擬装⑴
 第11章 秘匿と擬装⑵
 第12章 秘匿と擬装⑶
 第13章 草 高
 第14章 大量摘発
 第15章 「三堅信」捕縛
 第16章 堅忍不抜⑴
 第17章 堅忍不抜⑵
 第18章 堅忍不抜⑶
 第19章 堅忍不抜⑷
 第20章 堅忍不抜⑸
 第21章 堅忍不抜⑹
 第22章 堅忍不抜⑺
 第23章 堅忍不抜⑻
 第24章 堅忍不抜⑼
 第25章 堅忍不抜⑽
 第26章 堅忍不抜⑾
 第27章 棄 教⑴
 第28章 棄 教⑵
 第29章 棄 教⑶
 第30章 棄 教⑷
 第31章 代替わり
 第32章 潜伏宣教師
 第33章 火 刑
 第34章 疑心萌芽⑴
 第35章 疑心萌芽⑵
 第36章 光の十字架
 第37章 二重苦
 第38章 誅求激化
 第39章 疑心浸潤⑴
 第40章 疑心浸潤⑵
 第41章 小西遺臣
 第42章 飢 渇
 第43章 岐路接近
 第44章 狭き門⑴
 第45章 狭き門⑵
 第46章 勝 算
 第47章 禁じ手
 第48章 全 知⑴
 第49章 全 知⑵
 第50章 全 知⑶
 第51章 茂十郎告白
 第52章 「末鑑」⑴
 第53章 「末鑑」⑵
 第54章 「末鑑」⑶
 第55章 蛆と草
 第56章 百姓次第
 第57章 有相なる業⑴
 第58章 有相なる業⑵
 第59章 有相なる業⑶
 第60章 創造の禍福⑴
 第61章 創造の禍福⑵
 第62章 呻 吟
 第63章 夜 空
 第64章 次右衛門苦悩
 第65章 教会の良民
 第66章 稲 穂

第2部 蹶起・攻勢
 第1章 趨 走
 第2章 蜂起迫る
 第3章 固 辞
 第4章 刀光剣影
 第5章 来 迎
 第6章 白昼の祭祀
 第7章 角内ら捕縛
 第8章 火 蓋
 第9章 無理圧状⑴
 第10章 無理圧状⑵
 第11章 焼討ち
 第12章 南目炎上
 第13章 狂 喜
 第14章 深江合戦
 第15章 島原城攻防
 第16章 島原晩景
 第17章 陶工と陶物⑴
 第18章 陶工と陶物⑵
 第19章 陶工と陶物⑶
 第20章 版 図
 第21章 天狗虚実⑴
 第22章 天狗虚実⑵
 第23章 天狗虚実⑶
 第24章 天草風雲
 第25章 正信偈
 第26章 城代諸策
 第27章 天草発火
 第28章 小左衛門ら捕縛
 第29章 豊後目付
 第30章 牢屋敷の対座⑴
 第31章 牢屋敷の対座⑵
 第32章 牢屋敷の対座⑶
 第33章 大将奉戴
 第34章 大江名歓喜
 第35章 星の導き
 第36章 福 音⑴
 第37章 福 音⑵
 第38章 長崎と根城
 第39章 町衆の軋み
 第40章 勝敗と神慮
 第41章 人 祖⑴
 第42章 人 祖⑵
 第43章 人 祖⑶
 第44章 人 祖⑷
 第45章 唐津軍来着
 第46章 迫害と神罰⑴
 第47章 迫害と神罰⑵
 第48章 照準急転
 第49章 同門の敵兵
 第50章 上津浦集結
 第51章 ご利益と祟り
 第52章 末期の信心
 第53章 島子合戦
 第54章 本戸合戦
 第55章 夜陣俯瞰
 第56章 草の靡き
 第57章 為政者の心
 第58章 高瀬会議
 第59章 御身第一⑴
 第60章 御身第一⑵
 第61章 志岐侵攻
 第62章 富岡初戦
 第63章 富岡再戦
 第64章 口之津の陣
 第65章 呪わしき力
 第66章 原の城へ

第3部 禦止・終焉
 第1章 籠城前夜
 第2章 修復・入城
 第3章 天草衆渡海
 第4章 籠城緒戦
 第5章 熊本藩諸事
 第6章 表白続く
 第7章 孤 独
 第8章 勲ある異教徒
 第9章 再 戦
 第10章 愚鈍の柵
 第11章 嬰児の後生
 第12章 深江村弥助夫婦
 第13章 持久戦
 第14章 元日総攻撃⑴
 第15章 元日総攻撃⑵
 第16章 元日総攻撃⑶
 第17章 弥助夫婦悲嘆⑴
 第18章 弥助夫婦悲嘆⑵
 第19章 弥助夫婦悲嘆⑶
 第20章 新上使
 第21章 八幡とデウス
 第22章 興長の献策
 第23章 帰順勧告
 第24章 異国船
 第25章 砲弾と矢文
 第26章 天狗の誘惑
 第27章 旅人と陥穽⑴
 第28章 旅人と陥穽⑵
 第29章 一土民の言上
 第30章 助命嘆願⑴
 第31章 助命嘆願⑵
 第32章 松原の対座
 第33章 罪 状
 第34章 越中守瞋怒
 第35章 幼き使者
 第36章 大江浜
 第37章 劣勢進む
 第38章 小左衛門の献言
 第39章 灰心喪気  
 第40章 同士討ち
 第41章 無之助・億之助
 第42章 分かれ道
 第43章 己が意の樹
 第44章 悲しき蛇⑴
 第45章 悲しき蛇⑵
 第46章 謀 計
 第47章 過 越⑴
 第48章 過 越⑵
 第49章 夜討ち
 第50章 病と薬
 第51章 毒消し
 第52章 チランノ
 第53章 欲と畏敬
 第54章 老将具申
 第55章 雨音と光明⑴
 第56章 雨音と光明⑵
 第57章 雨音と光明⑶
 第58章 日延べ
 第59章 鍔際の奇跡
 第60章 抜け駆け
 第61章 指 令
 第62章 三の丸・二の丸
 第63章 右衛門佐捕縛
 第64章 本丸表門
 第65章 死 闘
 第66章 落城前夜

 あとがき


別冊補完版
はじめに
凡 例

第1 「神から見た人間」[1]
 1 神の対人間愛[2]
  ⑴神自身が与えた属性と災厄[3]
   ア 「願わざる疑い」による災厄[4]
   イ 聖書記事上の出来事に即した疑問[5]
   ウ エジプトの初子鏖殺(「過越」の出来事)[6]
   エ 信仰に関する生来の属性[7]
   オ 宗教的状況と神罰[8]
  ⑵人間に対する
  「見返り」の要求(崇拝の有無と「福徳・災厄」との一意対応)[9]
  ⑶人間に不可解な苦痛の強要[10]
  ⑷ 無益な祈りの強要[11]
  ⑸被造物の間における
   人間の位置付け[12]
   ア 天地創造の目的との関係[13]
   イ 被造物一般(人間以外の被造物)の存在意義[14]
   ウ 人間と動植物[15]
  ⑹個々人の事情に即した賞罰[16]
   ア 全般的な疑問[17]
   イ 個別の業に関する疑問[18]
  ⑺悔い改めの機会(「忍耐する神」・「怒るに遅き神」)[19]
  ⑻イエス降誕時の故事[20]
  ⑼人間の創造自体との関係[21]
  ⑽「狭き門」の教え(救われる者は少数)[22]
  ⑾終末の実相[23]
   ア 天地創造時の知悉[24]
   イ 天国での人間の悲嘆等[25]
   ウ 地獄での惨状と神の心境[26]
  ⑿人間創造の継続[27]
  ⒀他の天地創造との関係[28]
   ア 「他の時空(宇宙・天地)」の存在[29]
   イ 別の天地における「神の似姿」の存否[30]
  ⒁天使(悪魔の前身)の創造[31]
  ⒂キリスト再臨の遅延[32]
   ア 教会の解釈の明白な誤謬[33]
   イ 再臨の遅延と対人間愛[34]
  ⒃事前是正の欠如[35]
  ⒄個々の人間創造の際の予見[36]

 2 必然と偶然(「秩序・必然の神」か
  「無秩序・偶然の神」か)[37]
  ⑴初期における篤蔵の観念[38]
  ⑵信念の動揺
  (徴・奇跡を巡るもの)[39]
  ⑶疑心浸潤後の心情[40]
  ⑷殉教と棄教[41]
  ⑸「陶工と陶物」の比喩[42]
   ア 喜平治の疑問[43]
   イ 合理的尺度の存否[44]
   ウ 「気紛れ」による創造と対人間愛[45]
   エ 深江村弥助の心境[46]
  ⑹臨終の時点での信仰[47]

 3 原罪の淵源[48]
  ⑴災厄の事前告知(前提)[49]
  ⑵堕罪の最大の要因(結論)[50]
  ⑶人祖「創造時」の事情[51]
  ⑷人祖「創造後」の事情[52]
  ⑸堕罪直前の事情
  (事前是正の欠如)[53]
  ⑹堕罪後の苛酷さ[54]

 4 自由意志論と決定論[55]
  ⑴全知性と自由意志の両立[56]
  ⑵自由意志論の再考[57]
  ⑶決定論と永遠の運命[58]
   ア 思索の出発点(前提)[59]
   イ 対人間愛の真実性[60]
   ウ 決定論における「決定」の範囲[61]
   エ 「不信」・「悪行」と裁き[62]

 5 「全能」と「愛」(蛇の生存)[63]

 6 神と悪魔[64]
  ⑴悪魔の存在が説かれる理由[65]
  ⑵疑問の最大の理由[66]
  ⑶疑問解消のための試論[67]
  ⑷悪魔の自由意志[68]

第2 人間にとっての宗教[69]
 1 信仰と俗欲
 (両者の質的差異・一般)[70]

 2 殉教と「欲」[71]

 3 キリスト教における
   救済の構造[72]
  ⑴イエスの受忍の性質[73]
  ⑵受難時における
   イエスの主観[74]
  ⑶堕罪と贖罪の不整合[75]
  ⑷「神の人間救済計画」の実態[76]

 4 神の属性と教会(聖職者)の教え[77]
  ⑴ 初期における篤蔵の理解[78]
  ⑵教会の教えに対する疑問視[79]

 5 キリスト教における救済の
   難易度[80]
  ⑴福音信仰の絶対条件性[81]
   ア 原則……福音信仰の必要性[82]
   イ キリスト教伝来前における絶対条件性[83]
    (ア)教理書等に
     見られる見解[84]
    (イ)登場人物の当初の思索[85]
    (ウ)絶対条件性の有無に対応する疑問[86]
     A 絶対条件性が肯定される場合[87]
     B 絶対条件性が否定される場合[88]
   ウ 神の広大無辺性との関係[89]
  ⑵キリスト教の唯一正宗性[90]

 6 不実の教えと「邪教」 [91]

 7 キリスト教の自己矛盾[92]
  ⑴人間の尺度に対する拘泥[93]
  ⑵偶像崇拝[94]

 8 創造主に対する不平[95]

 9 人智と信仰[96]
  ⑴信仰の二類型(前提)[97]
  ⑵「神意の超人間性」の欺瞞[98]
  ⑶合理的論法とその放棄との区分[99]
  ⑷キリスト教の流布と理解可能性[100]
  ⑸科学との調和・相克[101]

 10 過度の礼讃・全面的礼讃[102]
  ⑴一揆蜂起前の時期[103]
  ⑵ 一揆蜂起後、
   原城籠城前の時期[104]
  ⑶原城籠城中の時期[105]

付 録
 教会用語
 章ごとの登場人物
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