叢書序論 なぜいま感染症の人間学か(浜田 明範)
序章 感染症が照らし出す都市化と移動(浜田 明範)
第Ⅰ部 都市の形成と変容
第1章 「身体(概念)」の逆襲――ドイツ植民地都市における人種隔離政策と細菌学研究(磯部 裕幸)
第2章 都市化と格差社会と新型コロナウイルス感染症――三九ヶ国データによる予備的観察(斎藤 修)
第3章 COVID-19流行における「都市化」と「人の移動」の影響(濱田 篤郎)
第Ⅱ部 都市の自由と不自由
第4章 パンデミック下の都市部と郡部における不自由をめぐって――日本各地のプライマリ・ケアによるCOVID-19対応の語りから(堀口 佐知子・春田 淳志・後藤 亮平・飯田 淳子)
第5章 COVID-19パンデミックにおけるアクティビストの遅い生成――強権的統治の下で蠢動するフィリピン・マニラの若者たち(芝宮 尚樹)
第6章 中央オーストラリアにおける先住民のパンデミックへの文化的応答――COVID-19と問題飲酒のはざまで(平野 智佳子)
第Ⅲ部 場の創造、移動の想像
第7章 うつす・うつる――COVID-19パンデミック下の巡礼的移動(土井 清美)
第8章 新型コロナウイルスとデザイン――感染症へのデザインアプローチの構築に向けて(中村 寛)
第9章 外気学校をめぐるいくつかの考察――公衆衛生と初等教育のあいだのモダニズム(宇城 輝人)
第10章 パンデミックの天候-世界――コロナ禍のフィンランドにおける大気=雰囲気の醸成と森への退却(髙橋 絵里香)