はじめに〔小林信之〕
序論 ポイエーシスとプラクシス―西田哲学を手がかりとして〔小林信之〕
第I部
第1章 形なきものの形―「京都学派における「制作」思想の系譜〔秋富克哉〕
第2章 西田の「行為的直観」と「表現ならぬ表現」〔上原麻有子〕
第3章 西田哲学のポイエーシスとプラクシス―自然・芸術・物・汝〔太田裕信〕
第4章 西田における色彩―西田哲学の「マーカー」?〔杉山卓史〕
第5章 純粋経験論における論理と心理の相克―パース記号論との類縁性を手がかりに〔加藤隆文〕
第II部
第6章 PraktikePoiesis―和辻の「人間の学」としての藝術論〔安部浩〕
第7章 ハイデガーと近代日本哲学―三木清と田辺元の事例から〔森一郎〕
第8章 行為の意味の生成―九鬼と田辺の交わりの再検討の試み〔古荘真敬〕
第9章 詩をめぐって―九鬼の押韻論回遊〔本郷均〕
第10章 九鬼周造の偶然論における個体性と社会性の連関について―実存としての詩人を手掛かりに〔藤貫裕〕
第III部
第11章 時間と語り―夏目漱石・『草枕』の頃〔伊藤徹〕
第12章 柳宗悦という課題―民藝的制作をめぐる思索=詩作とその実践の現実性〔大沢啓徳〕
第13章 柳宗悦における「見ること」と「作ること」―「もの」と「こと」との往還による美しさの生成〔足立恵理子〕
第14章 山本七平の空気論とアニミズム―その理論的枠組の分析〔北村知之〕