私にとっての「把手共行」 記憶、その思い込みとこだわりにつきあう

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私にとっての「把手共行」 記憶、その思い込みとこだわりにつきあう

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精神科医になって54年
「手を携えて一緒に歩む」心情を治療の基本としてきた著者が様々な経験・病例をもとに創作した物語。
生きづらい現代を健やかに生きていくための必読の書!!
目次
目 次

はじめに-私にとっての把手共行-

第一章 思い込み・こだわりによる悩み
 “つきあい”の基本と治療としての姿勢
 こだわりから人の営みを発見する
 こだわりは形を変えて、そのまま生活ができること
 「終わる?」でこだわりからの脱却
 記憶を封じるためのこだわり
 一家の当主としてのこだわりが消えない生き方
 こだわりを超えた深い関係
 こだわりから本音の記憶にたどりつく
 実際の病気と不安の関係
 病気とのつきあいか・その人とのつきあいか

第二章 思い込み・こだわり、そして対立構造の始まり
 思い込み・こだわりと対立構造の始まりは世間・家族風土による
 精神療法から見る「西遊記」
 この人とは生まれてから会話したことがありません
 お母さんがお父さんを叱るんですもの
 全部を選択する親
 頑張れ、とにかく頑張れ
 マニュアル通りやれば大丈夫だ
 やさしいが頼りにならない
 勉強する父親
 大丈夫?と言ってほしい
 義務が全てという親
 これが父親というものなのか?
 「別に」症候群?

第三章 世の中が作る思い込み・こだわりと対立構造の世界
 成人のメンタルヘルスは、自分に実感が乏しいと知ること
 妙なこだわりから抜けるのに要した時間
 多彩な考え方が余裕を生む
 20年間に24回診断書作成
 高血圧を悩む
 高血圧に救いを求める
 身体のたくましさとメンタルヘルス
 差別と出勤拒否症候群
 燃え尽き症候群?
 全身に痛み
 仕事がきついのに
 育児ノイローゼ
 昇進うつ病
 退職症候群

第四章 認知症の人の思い込み・こだわりはその人を表す?
 老人は扱われるのは嫌なのだ
 何を問題とみなして治療し介護しているのか?
 認知症の症状から人の営みを想像する
 “いつもニコニコしている。誰とも話ができる人”
 “いつもぶつぶつ文句を言っている人”
 ひたすら“物を盗られる”という
 “口を開くと暴言”Ⅰ
 認知症の流れを見る前に老人側の気持ちを想像する
 “口を開くと暴言”Ⅱ
 “働きづめの人生”
 認知症の予防は必要か?
 「媚びるイメージ」一家を背負ってきた人生
 妻との二人三脚人生
 認知症を流れで見ていくと対立しない
 治療・介護する側は自分に生じるコントロールが難しい感情に気づく
 他人を評価するということ

第五章 「思い込み」「こだわり」から学んだこと
 治療者の姿勢としての思い込み
 こころが健康であることへの工夫

あとがき -自分についてのこだわり
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