第1章 JR福知山線事故——負傷者とその家族
1. JR福知山線事故と空色の会「JR福知山線事故・負傷者と家族等の会」
2. 空色の会と<わたし>の出会い
3. ある日突然「被害者」とよばれるようになるということ
第2章 「被害」とは何か、「回復」とは何か
1. 被害者の孤立—そこから始まった被害者の自助ネットワークづくり
2. 負傷者とその家族であるということ
3. 対話を通じた視点の交錯―自らの経験の客体化にむけて―
第3章 専門家と被害者の「交点」から安全を考える
1.公的事故調査機関の成立と、被害者のかかわりの萌芽
2.被害者の声に応答することの意味
3.専門家の視点と被害者の視点の「交点」
第4章 対話を通じて「事故現場」のあり方を考える
1.事故現場保存までの経緯
2.何が問題となるのか、何が必要なのか
3.事故現場をめぐる「少人数の場」という取り組み
第5章 媒介の専門家であるということ
1.対話の場をつくる実践者に必要なこと
2.「二・五人称の視点」をもつ専門家として
おわりに
付録 本書の内容に関連するJR西日本、空色の会を中心とした出来事