こんな作家に出会ってほしい……
ヴィジュアルをメインにした誌面構成で、既存のアートの価値観にとらわれず、展覧会レポなどを通して、個性的なアーティストや作品を紹介していく、少々異端派なアートマガジン、ExtrART(エクストラート)。
file.24のテーマは「幽玄を垣間見る」。
死や終末をほのかに香らせ、
奥深い世界を垣間見させてくれる
幻想的作品たち!
==================
■主な内容
==================
◎FEATURE:幽玄を垣間見る
◎上田 風子《絵画》
水色や蜜色などの色彩表現が醸す、現実と幻想が混ざり合う世界
★幽明の境界のほつれ目から迷い込んだ世界で、ひとり奔放に遊ぶ少女
◎高田 美苗《絵画・人形》
幻想の箱庭の中で、異界を夢見続ける少女たち
★死と寄り添い、永遠に幻想の世界に生き続ける少女
◎濵口 真央《絵画》
開けられた穴が、少女の内面とその空虚を暗示する
★繊細な美を湛えた亡き骸として、無我の境地をさまよう少女たち
◎奥田 鉄《絵画》
日本の薄暗く湿度の高い風土に根ざした絵を描く
★あの世とこの世の狭間に漂う、日本ならではのおどろおどろしさ
◎土田 圭介《絵画》
退廃的な人物や都市は、この世の終末を幻視させる
★終末感漂う情景の中、孤独に歩みを進める旅人に心を寄せる
◎PICK UP ARTISTS
◎南 花奈《絵画》
ミニマルな材料で余計な意識を排除し、ひたすら均一な線を描く
★無意識に引かれた、密集した線の中に未知の宇宙を垣間見る
◎白野 有《絵画》
見えなくても感じられなくても、存在しているものはたくさんある
★見えなくても在る観客にも自分の中に「見えた」映像を思い描かせる
◎武田 海《立体・絵画》
雨だれのシミのような模様は、時間の蓄積、時間の痕跡の表象
★さまざまな技法で、心と身体、社会の関わりを探求し続ける
/文・志賀信夫
◎村山 大明《絵画》
山の中では全てが一体となり、人の認識による境界はない
★既成概念の及ばない、動植物が渾然一体となった光景
◎日影 眩《絵画》
仰視は反社会的視点であり、同時に、地にいる虫や蛙の目のアングルでもある
★80年代からローアングルの作品で注目され、いまも天衣無縫に、感性に従った絵を描き続ける
/文・志賀信夫
◎神宮字 光《人形》
コンピュータ上でのモデリングによって生まれた精緻な人形
★ドラマのシーンのように、人形がいきいきと遊ぶ世界を夢見る
◎REPORT
◎黒木こずゑ×最合のぼる 暗黒メルヘン絵本シリーズⅠ『一本足の道化師』出版記念原画展
物語を紡いだ原画をずらり展示
★幻想系少女画家とのコラボで生み出される、暗黒のメルヘン