• 発売日:1998/11/01
  • 出版社:童話屋
  • ISBN:9784887470033

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ポケット詩集

ポケット詩集

田中 和雄 (編集)
通常価格 1,650 円(税込)
通常価格 セール価格 1,650 円(税込)
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  • 発売日:1998/11/01
  • 出版社:童話屋
  • ISBN:9784887470033
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商品説明
本書の冒頭を飾るのは宮沢賢治の「雨ニモマケズ」、しめくくりは茨木のり子さんの「自分の感受性くらい」です。
編集の組み立ては、最初の段階で心に決めていました。

これには編者のある思いがあります。
編者が少年時代に唯一暗誦できた詩は、「雨ニモマケズ」でした。
この詩を哲学者の故・谷川徹三氏(谷川俊太郎さんの父)が
「精神の高さにおいてこれに比べうる詩を私は知らない」
と述べていることに感銘を受け、触発されたことが「ポケット詩集」編集の動機です。

精神の高さということなら、「雨ニモマケズ」一編に限りません。
編者の見解では、茨木のり子さんの「自分の感受性くらい」、石垣りんさんの「表札」、谷川俊太郎さんの「みみをすます」も、まったく同レベルです。

はじめは、万葉集からボードレールまでと気宇壮大なアンソロジーを考えましたが、ごった煮になってすっきりしません。
そこで近現代の、精神の高い現代詩を選ぶこと3年、発刊は1998年11月。
絵本「葉っぱのフレディ」と時を同じくして世に出ることとなりました。


「子どもたち、詩を読みなさい。とびきり上等のいい詩を読みなさい。
いい詩というのは、詩人が自分の思いをどこまでも深く掘りさげて普遍(ほんとうのこと)にまで届いた詩のことです。
詩人の仕事は、生きる歓びをうたうことです。
いい詩はみな、生きる歓びにあふれています。」(本書まえがきより)
目次
【収録詩の詩人一覧(全33編)】
宮沢賢治、茨木のり子、まど・みちお、辻 征夫、大岡 信、吉野 弘
三木 卓、草野心平、阪田寛夫、工藤直子、石垣りん、長田 弘
岸田衿子、濱口國雄、山之口貘、井上ひさし、高橋睦郎、会田綱雄
新川和江、河井酔茗、真壁 仁、栗原貞子、与謝野晶子、谷川俊太郎
川崎 洋、高村光太郎、金子光晴
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