41年間、地方紙記者として走り抜けた著者が綴る、告白的な半生記。
酒と麻雀に明け暮れた新人時代の失敗談から、航空事故取材の惨状、政治の舞台裏、そして東日本大震災で友を失った痛みまで。
地方記者だからこそ見つめ、書き残せた「人と社会の真実」がここにある。
“昭和の記者像”をリアルに描きつつ、ユーモラスで人間臭いエピソードが満載。
ドラマを観るように読み進められる一方で、「対面取材の徹底」「新聞倫理綱領」に象徴されるジャーナリズムの心構えも赤裸々に語られる。
また、巻末には学生時代の短編小説『むく犬の死』を収録。
フィクションとノンフィクションをまたいで、人間を描き続けた著者の原点を知ることができる。
新聞記者を志す学生、若手記者、そして昭和・平成を生きた人間ドラマを味わいたいすべての読者へ。
本書は「失敗こそ最高の教科書」であることを証明する、等身大のジャーナリズム文学である。
※この書籍は2020年に出版された『酒と麻雀とペン:地方記者の半生記【電子書籍版】』のリニューアル版です。