日本語版によせて(王克雄)1
〈推薦の辞〉
我ら台湾人の模範
頼清徳(前・台南市長、現・台湾総統)7
〈推薦の辞〉
『明日を期する者』の出版を祝して
薛化元(財団法人「二二八事件紀念基金会」董事長)10
〈推薦の辞〉
大義のために犠牲になった王育霖検察官に最大限の敬意を表す
李勝雄(前・全国弁護士公会「二二八司法公義金管理委員会」主任委員)13
第一部 台湾司法改革の先駆者 23
第一章 二・二八事件で帰らぬ人に 24
終戦直後の台湾と二・二八事件 24
王育霖の連行、殺害 26
台南の王家 32
少年期の王育霖 40
第二章 気骨の検察官 51
東京帝国大学入学と結婚 51
京都地裁勤務時代 59
故郷台湾で検察官就任 65
(1)新竹「船頭行」密輸事件 67
(2)新竹鉄道警察汚職事件 67
(3)新竹市長郭紹宗汚職事件 68
台湾司法改革への志 71
第三章 「二・二八事件」の実相 80
台湾全島に拡大した騒擾事態 80
虐殺の〝首謀者〟86
惨劇の後も続いた苦難 93
第四章 父の遺志を継いで 102
アメリカ留学と台湾民主化・独立への願い 102
事件の犠牲が促した台湾の民主化 115
第二部 妻、王陳仙槎の証言 125
官田の陳家 126
台南の王家 128
戦時下の京都勤務 133
台湾人青年の殺人事件 137
帰郷、台湾へ 140
二・二八虐殺事件 145
連行当日 147
混乱の中での夫探し 150
ジョージ・H・カー副領事 153
夢の中で 155
台南への帰郷 159
残された息子たちとともに 162
王育徳の日本亡命 165
息子の克雄と克紹 174
克雄の留学 179
「台独街」185
資料1 明日を期する者 190
資料2 法律評論集 204
「法治国とは何か?(何謂法治國?)」204
「法律は打ち負かされることはない(法律是打不死的)」207
「新聞社責任者の法律責任(報紙負責人的法律責任)」209
資料3 王育霖関連年譜 211
日本語版訳出にあたり利用した主な参考文献・資料 215