海鷲の翼 F-2戦闘機

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海鷲の翼 F-2戦闘機
  • 発売日:2026/01/29
  • 出版社:並木書房
  • ISBN:9784890634699

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海鷲の翼 F-2戦闘機

海鷲の翼 F-2戦闘機

通常価格 1,980 円(税込)
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  • 発売日:2026/01/29
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商品説明
これは、未完成の国産戦闘機F-2を、航空自衛隊のエースパイロットと整備員が「平成の零戦」へと鍛え上げた、知られざる戦力化の物語である。
航空自衛隊の主力戦闘機F-2。その開発から配備初期には、国産機ゆえの数々の試練と不具合が立ちはだかりました。しかし、現場の最前線に立つ歴代飛行隊長、現役パイロット、そして整備員たちは、その困難に真正面から向き合い、命懸けで機体の限界を確かめ、技術と戦術を磨き続けました。
本書は、F-2が敵航空機の迎撃から洋上・陸上侵攻阻止まで、多様な任務を担う「マルチロール戦闘機」へと進化していく過程を、第3飛行隊の歩みを軸に、彼ら自身の証言を通して克明に描きます。
F-2に注がれた隊員一人ひとりの情熱と覚悟、そして空を守る責任を背負った人間たちの姿が、この国産戦闘機の真の価値を雄弁に物語るでしょう。

あなたは、日本の空を守る彼らの「誇り」と「真実」を、この一冊で目撃する。
目次
「まえがき」に代えて
F‐2は今も進化を続けている──内倉浩昭 航空幕僚長(現・統合幕僚長)1

  空幕長自ら広告塔! 1
  進化するF‐2戦闘機 3
 「F‐2パイロットは滅茶苦茶忙しい」8
  もっともっと活躍して欲しい戦闘機 10


第1部 F‐1からF‐2へ 21


 第1章 誰にF‐2を任せるか──杉山政樹元空将補・山田真史元空将 22

  空自人事の舞台裏 22
  F‐2初代飛行隊長はこうして決まった 28
  〝茨の翼〟を託された男 31

 第2章 F‐2初代飛行隊長──伊藤哲元空将補 33

  F‐1支援戦闘機からF‐2へ 33
 「フラコン」が現代戦闘機の能力を決める 38
  安全を確認するため命懸けで飛ぶテストパイロット 46
  F‐2準備班から「臨時F‐2飛行隊」へ 51
  人材も機材も不足の中、F‐2飛行隊を練成 55
  Gに耐えるAGSM(筋肉緊張+呼吸法)61
  F‐2を戦力化する──最前線を守る飛行隊長の思い 65
  F‐2試験機で初のマッハ超え 70
 「ゼロ」の思いを体現したF‐2戦闘機 72

 第3章 航空自衛隊とF‐2──支援戦闘機からマルチロール戦闘機へ 77

  支援戦闘機という「攻撃機」77
ASM開発の潮流に日本は乗ることができた/F‐2の主武装となったASM‐2/次世代の対
艦ミサイルASM‐3

  F‐2開発の経緯 84
FS‐X事業/F‐2開発三つの選択肢/ライセンス生産か国産か/「F‐16をベースにした日
米共同開発」で合意/試作機開発開始の遅延

  FS‐XからF‐2へ 93
新規開発にともなう難題を解決/「申し分ないエンジン」/量産初号機の納入/マルチロール戦
闘機としての地位を確立/F‐2能力向上型/F‐2からF‐3へ

  F‐2の配備と歴史 106

第3飛行隊(2000年配備)/第6飛行隊(2004年配備)/第8飛行隊(2008年配備)
/第21飛行隊(2002年配備)

 第4章 最後の最後まで飛行隊長──村上享由元1等空佐 113

  水泳が苦手で空自を受験 113
  ASM‐1ミサイルの導入で戦術が変わった 118
  恐怖の超低空夜間飛行 122
  対艦ミサイル4発搭載──F‐2の洋上侵攻阻止 123
  F‐2ならアウトレンジで戦える 127
  戦闘能力点検に合格して一人前の飛行隊へ 130
 「プラマイゼロ」の精度で攻撃 133
  退官の日まで飛行隊長 137

 第5章 第6飛行隊・F‐2初代飛行隊長──松尾洋介元空将補 140

 「戦闘機に乗るべき運命だった……」140
  タックネームは「バニー」。その理由は? 144
 「失速」からの回復手順 147
  単機の能力発揮を目指した 152
  AGRの胸を借りる 155
  根っからの戦闘機パイロット 159
  ネットゲーマーがパイロットに向いている 162
  次期戦闘機に期待すること 164

 第6章 いまも飛び続ける飛行隊長──浜博志元1等空佐 167

  3・11東日本大震災時の飛行隊長 167
  F‐4は元祖マルチロール機 171
  AWACSパイロットからF‐2へ 174
  複座機のメリット 178

 第7章 第3飛行隊在籍17年──出町彰慶元1等空佐 183

  航空学生出身の飛行隊長 183
  臨時F‐2飛行隊へ 186
  同時異方向によるF‐2攻撃 189
  JDAMの登場と対地攻撃 194
  最初のスクランブル任務 197
 「第3飛行隊に育ててもらった」200


第2部 百里基地・第3飛行隊 203


 第8章 F‐2に求められるミッション──百里基地司令・松浦知寛空将補 204

  事故で絶たれたパイロットへの道 204
  太平洋に進出する中国艦隊を抑止する 208
  今も進化するF‐2 212

 第9章 最前戦で戦う戦闘機整備員 217

  イラク最前線勤務も経験──整備補給群整備隊武器小隊・平岡英二2等空曹 217
  初のアラート勤務でやりがいが生まれた──整備隊第1分隊・上部祐哉3等空曹 224

 第10章 F‐2戦闘機パイロット 233

  恐るべき対応力──第3飛行隊長・山本豊2等空佐 236
  親子二代のF‐2パイロット──出町隼也2等空尉 243
  アメフトの戦略がF‐2とつながる──西村汰祐1等空尉 253
  3機種を渡り歩いた戦闘機乗り──第3飛行隊飛行班長・小髙大助3等空佐 261

「あとがき」に代えて
F‐2からF‐3へ 272


小峯隆生(こみね・たかお)
1959年神戸市生まれ。2001年9月から週刊「プレイボーイ」の軍事班記者として活動。軍事技術、軍事史に精通し、各国特殊部隊の徹底的な研究をしている。著書は『新軍事学入門』(飛鳥新社)、『蘇る翼 F-2B─津波被災からの復活』『永遠の翼F-4ファントム』『鷲の翼F-15戦闘機』『青の翼ブルーインパルス』『赤い翼空自アグレッサー』『我ら海中自衛隊』(並木書房)ほか多数。日本映画監督協会会員。日本推理作家協会会員。元同志社大学嘱託講師、元筑波大学非常勤講師。
柿谷哲也(かきたに・てつや)
1966年横浜市生まれ。1990年から航空機使用事業で航空写真担当。1997年から各国軍を取材するフリーランスの写真記者・航空写真家。撮影飛行時間約3000時間。著書は『知られざる空母の秘密』(SBクリエイティブ)ほか多数。日本写真家協会会員。日本航空写真家協会会員。日本航空ジャーナリスト協会会員。
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