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暮らしの保育

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商品説明
「学校」モデルの年齢別保育とは違う、1歳~5歳の異年齢保育に取り組むと、保育の風景が一変します。子どもたちが見よう見まねで自ら育とうとする姿や、互いに助け合い育ち合う姿が、あたりまえになります。保育者の子どもを捉える視点や振る舞いも変わっていき、何より、園に安心感が満ち、誰にとっても居心地のよい場になります。
 幼い子どもたちを育てるものは、教育の意図性より暮らしの必然性ではないか? そこに生まれた保育を、私たちは「暮らしの保育」と名付けました。
目次
<目次>
はじめに
序章 異年齢保育新段階――安心感を土台にした〈おうち〉モデルの「暮らしの保育」 

Ⅰ 「暮らしの保育」の風景 
第1章 台所と食卓を暮らしの真ん中に――三島奈緒子実践(きたの保育園)から
第2章 暮らしとしての「季節と天気」「ご近所」、人間模様としての「1歳児」――石坂聖子実践(ひまわり保育園)から 

Ⅱ 「暮らしの保育」の子どもの育ちと大人のまなざし 
第3章 「子ども理解」から「子どもへのまなざし」へ――子どもは理解の対象でしょうか?
第4章 発達論的「理解」から実感的「理解」へ――子どもは手持ちの力で今を精一杯生きている
第5章 変化する大人のまなざし――「知る」「気にかける」「拾う」「距離感」

Ⅲ 「暮らしの保育」の構えと振る舞い
第6章 育ちの基盤としての「形成」
第7章 大人の構えと振る舞い――「願いをいったん横に置く」「重ねる、半身で暮らす」
第8章 大人同士の付き合いとコミュニティ――暮らしの保育に「先生」はいません
第9章 過疎地の小規模・異年齢保育の魅力――地域も元気にする「屋根のない保育園」
終章 「暮らしの保育」――まとめと検討課題

寄稿1 「暮らしの保育」の夜明け 小山逸子
寄稿2 異年齢保育の背景と年齢別保育との関連 渡邉保博
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