生活機能向上を目的とした理学療法とは何か、理学療法士の専門性とは何か、本書はこれらの課題への大きな道しるべとなるはずである
回復期や維持期といった脳損傷の生活場面における理学療法のかかわりを解説した本書は、改訂版では、ここ7年間の新しい知識や2001年制定の「国際生活機能分類(ICF)」の視点に照らし合わせた全項目の見直しと書き改めに加え、新たに「FIT program」、「片麻痺の装具・歩行補助具」、「福祉用具の適用における理学療法士の役割」といった項目を追加し、さらに有用で充実した内容となった。
回復期や維持期リハビリテーションでは、実際の生活を想定しながら、チームアプローチを進めていかなければいけない。それゆえ活動水準をどのように上げていくか、チームにおける協業のあり方をどうするか、生活機能向上を目的とした理学療法とは何か、理学療法士の専門性とは何か、本書はこれらの課題への大きな道しるべとなるはずである。