当直医必携! 日々是地雷,日々是回避!
救急初期診療の現場では,「一見軽症,実は重症」の患者が多く搬送されてくる。そのような患者は,医療者が対処に戸惑っていると突然重篤化し,あっというまに命を落としてしまうリスクを伴う。そして,このような疾患で悪しき結果が生じると,医療者の責任追及という形で,訴訟といった医事紛争にまで発展する可能性がある。
救急診療現場では,そんな,まるでどこに埋まっているかわからない「地雷」のような疾患をもつ患者たちを,短時間で適切に「重症である」と見抜く力が要求されているのだ。
本書は,救急診療の経験豊富な筆者が,「地雷」疾患への危機感を共有すべくインターネット上で公開していたブログをまとめたものである。軽妙な文章で書かれた51のエピソードを通して,「地雷」の恐ろしさと,それを回避するためのヒントや心構えを,臨場感たっぷりに紹介している。救急医療に携わる医師や,レジデントが気軽に読めて役に立つ一冊。