MISt手技における経皮的椎弓根スクリュー法 基礎と臨床応用

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MISt手技における経皮的椎弓根スクリュー法 基礎と臨床応用
  • 発売日:2015/11/09
  • 出版社:三輪書店
  • ISBN:9784895905329

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MISt手技における経皮的椎弓根スクリュー法 基礎と臨床応用

MISt手技における経皮的椎弓根スクリュー法 基礎と臨床応用

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商品説明
最小侵襲脊椎安定術の粋を極めた実践書!

最小侵襲脊椎安定術{minimally invasive spine stabilization:MISt(ミスト)}の中でも特に注目されているのが、2005年にすでに日本でも導入されていた最小侵襲脊椎固定術の一つである経皮的椎弓根スクリュー(percutaneous pedicle screw:PPS)法である。その後のPPS法の発展は目覚ましいものがあり、当初は腰椎変性疾患に対する1椎間または2椎間の固定術に導入されたが、現在では多椎間の変性疾患はもとより、脊椎外傷、脊椎感染、転移性脊椎腫瘍などへの応用が広まってきている。さらには脊柱変形への応用が行われている。

PPS法は従来法と異なり、低侵襲性以外にも、筋肉やレトラクターなどに邪魔されないスクリューの刺入方向の自由度・引き抜き強度、隣接椎間障害・感染の発生率などにおいて有利である。
そういった理由から実際にPPS法の普及が進んでいるが、その手技は決して簡単なものではなく、一定のトレーニングを必要とする。日本ではキャダバーを使用した手術トレーニングが一部で始まったが、多くの医師が海外でトレーニングを受けている現状がある。その絶対数は必ずしも多いわけではなく、不十分なトレーニング環境が継続している状況である。
さらに、成書もなく、雑誌に掲載された特集論文やメーカーが提示するパンフレット的なものなどしかない。
そこで、日本MISt研究会の発起人5名が編集者となり、経験豊富な第一線のスペシャリストと新進気鋭の脊椎外科医が執筆した教科書・実践書となる手術手技書を出版する運びとなった。執筆者が携わった器具をはじめとする開発の歴史から将来展望までをも網羅した唯一無二の成書である。目次には、手術に必要な解剖、器具の工夫を含めた刺入法(基本編とアドバンス編)、適応が広がっている各種疾患への応用、X線被曝などに対する安全性への取り組み、椎体前壁穿破・ルースニング・誤刺入・硬膜損傷・術後感染・術後血腫などのトラブルシューティング、刺入困難例への対処、頚椎への使用(トレーニング方法も含めて)などの項目が盛り込まれている。各種疾患への応用の章では、適応、アプローチ、レトラクターの設置、除圧、椎間板操作、骨移植、PPSの種類・特徴と手技の工夫、固定範囲、治療成績、従来法との比較、注意点などについて、術者自身の方法を具体的に記載している。また、術者により、少しずつ手術手技が違うことを勘案し、1つの項目を複数の脊椎外科医が執筆した項目もある。
低侵襲化への流れの中で、de facto standardともいえるこの手術手技をぜひマスターしてほしい。そして、より低侵襲な手術手技や器具などを次に開発できるのは、本書の読者かもしれない。
目次
A章 総論
 1 経皮的椎弓根スクリュー(PPS)法の意義・目的・・・佐藤公治
 2 PPS法の歴史(注射器を使用したスクリュー刺入も含めて)・・・富田 卓
 3 PPS法に必要な解剖・・・石井 賢・磯貝宜広
 4 傍脊柱筋損傷・・・有薗 剛

B章 PPS刺入法
 1 PPS刺入法(基本編)
  1)X線透視のみを使用した刺入法・・・星野雅洋
  2)ナビゲーションシステムを使用した刺入法・・・鵜飼淳一
  3)O-arm®を使用した刺入法・・・小谷善久・Gonchar Ivan・栃尾淳一・高野正幹・佐藤周平
  4)X線透視を使用しない刺入法―X線被曝の減少を目指して開発したLICAP法・・・齋藤貴徳・谷口愼一郎・石原昌幸・谷 陽一・朴 正旭
 2 PPS刺入法(アドバンス編)
  1)胸椎・胸腰椎移行部への刺入のコツ―胸椎PPS法の応用・・・中西一夫・長谷川 徹
  2)仙骨への刺入(S1スクリュー刺入)のコツ・・・蜂谷裕道
  3)経皮的S2 alar iliacスクリュー(S2AIS)刺入のコツ・・・船尾陽生・Khaled M Kebaish・福田健太郎・松本守雄・石井 賢
  4)最小侵襲多椎間固定(MIS-long fixation)におけるPPS刺入とロッド挿入のコツ・・・篠原 光・小林俊介・曽雌 茂
  5)PPSとCBTスクリューの連結のコツと工夫・・・松川啓太朗

C章 各種疾患への応用
 1 腰椎変性疾患
  1)MIS-TLIF/PLIF(私のMIS-TLIF/PLIF)
   (1)チューブレトラクターを使用したMIS-TLIF・・・和田明人
   (2)骨移植にこだわったMIS-PLIF・・・有薗 剛
   (3)PPS法を応用したMIS-TLIF・・・中野恵介
   (4)Mini-Open TLIFのコンセプトとPPS法の応用・・・玄 奉学
  2)MIS-PLF―経筋膜的刺入PPS併用椎間関節固定術・・・宮下智大・安宅洋美・加藤 啓・丹野隆明
 2 脊椎外傷
  1)破裂骨折
   (1)破裂骨折に対するモノアキシャルPPSシステムを使用したMISt・・・小林俊介・篠原 光・曽雌 茂
   (2)破裂骨折に対する経皮的Schanzスクリューを使用したMISt・・・菊地 剛・伊藤康夫・尾崎修平
  2)脱臼骨折
   (1)AO分類にもとづく脱臼骨折に対するMISt・・・松森裕昭
   (2)脱臼骨折に対するMIStの適応と限界・・・中野正人
  3)びまん性特発性骨増殖症に対するMIS-long fixation・・・岡田英次朗
 3 脊椎骨盤外傷―骨盤輪骨折に対するMISt手技を使用した手術・・・伊藤康夫・菊地 剛・尾崎修平
 4 脊椎感染症
  1)感染性脊椎炎に対するMISt・・・石原昌幸・齋藤貴徳
  2)脊椎感染症に対するPPS法・・・石原慎一・石井 賢
 5 転移性脊椎腫瘍
  1)転移性脊椎腫瘍に対するMIStの応用・・・中西一夫・長谷川 徹
  2)転移性脊椎腫瘍に対するMISt手技の実際・・・日方智宏・石井 賢
 6 骨粗鬆症性椎体骨折に対するPPS法の応用・・・星野雅洋
 7 腰椎変性後側弯症のPPS法による矯正固定術・・・齋藤貴徳・谷口愼一郎・石原昌幸・谷 陽一・朴 正旭
 8 脊柱変形(PSOへの応用)・・・富田 卓
 9 XLIF®との併用(変形,変性疾患など)
  1)変形に対するXLIF®の手術手技の実際と合併症予防のコツ・・・齋藤貴徳・谷口愼一郎・石原昌幸・谷 陽一・朴 正旭
  2)腰椎変性すべりに対するXLIF®・・・蜂谷裕道
  3)脊椎感染,腫瘍,骨折に対するXLIF®およびXLIF® corpectomyの応用・・・篠原 光・小林俊介・曽雌 茂
 10 OLIFとの併用(変形,変性疾患)
  1)成人脊柱変形に対するOLIFとPPS法の併用・・・金子慎二郎
  2)腰椎変性すべり症に対するOLIF併用脊椎固定術・・・岡田英次朗
 11 内視鏡手術との併用・・・大森一生

D章 安全性への取り組み
 1 S-ワイヤーの利用・・・石井 賢
 2 ナビゲーションなどの利用・・・田中雅人・荒瀧慎也
 3 放射線被曝(C-armでの放射線被曝とその対策)・・・船尾陽生・石井 賢
 4 電気診断を利用した脊柱管内誤刺入判断・・・鶴田尚志
 5 骨粗鬆症の予防対策・・・中野正人

E章 トラブルシューティング
 1 ガイドワイヤーの椎体前壁穿破・・・塩野雄太・石井 賢
 2 術中スクリューのルースニング・・・田中雅人・杉本佳久
 3 スクリューの誤刺入(脊柱管内,脊柱管外)・・・生熊久敬
 4 MIS-TLIF時の硬膜損傷・・・高野裕一・稲波弘彦
 5 PPS刺入困難例への対処(解剖学的困難例,高度変性による困難例など)・・・佐藤公治
 6 PPS術後感染・・・山下彰久
 7 術後血腫・・・井口明彦

F章 各種PPSシステムの特徴と臨床使用
 1 各種PPSシステムの特徴と臨床使用・・・石井 賢

G章 PPS法の将来への展望
 1 頚椎へのPPS使用(Mini-Open PS刺入)・・・時岡孝光
 2 フックやクロスリンクなどの開発,新規PPSシステムへの要望など・・・佐藤公治

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