新序
舊序 始めて讀んだ感激
解題
一 著者張養浩について
二 三事忠告について
凡例
廟堂忠告
序
第一 修身 身を修むること
第二 用賢 賢者を用ふること
第三 重民 民を重んずること
第四 遠慮 先々に心すること
第五 調燮(せふ) とゝのへやはらげること
第六 任怨 怨を受けて恐れぬこと
第七 分謗 同僚の謗を我も分つこと
第八 應變 變に應ずること
第九 獻納 忠言をたてまつること
第十 退休 いつ役をやめるか
風憲忠告
序
第一 自律 自ら律すること
第二 示敎 正しい道を教へること
第三 詢訪 ひろく意見をきくこと
第四 按行 行を按べること
第五 審録 罪過をつまびらかにすること
第六 薦擧 人材をすゝめあげること
第七 糾彈 非違をたゞすこと
第八 奏對 天子に言上すること
第九 臨難 厄難にのぞむこと
第十 全節 節を全うすること
牧民忠告 上卷
序
第一 拜命 任命をかしこむこと
一 省己 己を省みること
二 克性之偏 性の偏に克つこと
三 戒貧 貧を戒むること
四 民職不宜泛授 民職を宜しく泛授すべからず
五 心誠愛民智無不及 心誠に民を愛せば智及ばざるなし
六 法律爲師 法律を師と爲す
第二 上任 任につくこと
一 事不預知難以卒應 事預め知らずんば以て卒に應じ難し
二 受謁 謁を受くること
三 治官如治家 官を治むるは家を治むる如し
四 瘴説 世に在る樣々の毒氣のこと
五 禁家人侵漁 家人の侵漁(たちいり)を禁ず
六 告廟 廟に告ぐ
第三 聽訟 訟をさばく
一 察情 情を察す
二 弭訟 訟を弭(とど)む
三 勿聴讒 讒を聴く勿れ
四 親族之訟宜緩 親族の訟は宜しく緩にすべし
五 別強弱 強弱を別つ
六 待間者勿停留 問(しらべ)を待つ者を停留する勿れ
七 會問 立會訊問
八 妖言 あやしき流言
九 民病如己病 民病は己が病の如し
十 移聴 聴を移す
第四 御下 下を御(をさ)むること
一 御吏 吏を御む
二 約束 役人をひきしめること
三 待徒隷 徒隷を待(あしら)ふ
四 省事 事を省く
五 威嚴
第五 宣化 徳化をしくこと
一 先勞 先だち勞(ねぎら)ふこと
二 申舊制 舊制を申(の)ぶ
三 明綱常 綱常を明らかにす
四 勉學 學をはげます
五 勸農 農をはげます
六 服遠 遠を服す
七 恤鰥寡 鰥(くわん)寡を恤(あはれ)む
八 弭強 強を弭(や)む
九 示勸 示し勸(はげ)ます
十 毀淫祠 淫祠を毀(こぼ)つ
牧民忠告 下巻
第六 愼獄 獄を愼重にす
一 存恕 おもひやる
二 獄詰其初 獄は其の初に詰(と)ふ
三 詳讞 詳にとふ
四 視屍 屍を視(しら)ぶ
五 囚糧 囚人の給糧
六 巡警 風紀治安の取締り
七 按視 牢屋の見廻り
八 哀矜(きょう) 罪人をあはれむ
九 非縦囚 假出獄のこと
十 自責 自己の責任
第七 救荒 凶荒を救ふこと
一 捕蝗 蝗(いなご)を捕る
二 多方救賑 色々に救ひ賑はす
三 預備 あらかじめ備ふ
四 均賦 賦を均(な)らす
五 祈禱 いのり
六 不可奴妾流民 流民を奴妾にすべからず
七 救焚 火災を救ふ
八 尙徳 徳を尙(たつと)ぶ
九 災異 災異を上申す
第八 事長 長に事ふ
一 各守涯分 各々分際を守る
二 寧人負我 むしろ人われにそむくとも
三 處患難 患難に處す
四 分謗 謗を分つ
五 以禮下人 禮を以て人に下る
六 不可以律己之律律人 己を律するの律を以て人を律すべからず
第九 受代 轉任交替
一 郊迎新代 新任者を郊迎す
二 克終 終を克くす
三 不競 競はず
四 不可自鬻 自ら鬻(う)るべからず
五 告以舊政 告ぐるに舊政を以てす
六 完歸 完うして歸る
第十 居閑 閑地に就く
一 輕去就 去りぎはを潔く
二 致政 政を致(や)郵む(辭職)
三 進退皆有爲 進退いづれにしても努力する
四 以義處命 義を以て命に處す
五 求進於己 進歩は自己より
六 風節
附録
原文
廟堂忠告
風憲忠告
牧民忠告