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言志四録に学ぶ 上

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商品説明
大儒佐藤一斎が自らの学問感・人生観をはじめ、 日頃の考えを述べた 「言志四録」 から感慨深い珠玉の文を引用紹介しつつ、 今日の社会や教育の問題にもあてはめて熱く語った一〇一 話。
目次
 言志四録を読む 上 ◆ 目 次 ◆
  は じ め に1
  今こそ日本人に志の灯を13
1 天に与えられた役割を知れ27
2 心を剣のように研ぎすませよ32
3 己に厳しく人には寛大に37
4 患難変故にも身を切磋せよ42
5 酒は節度をもって飲むべき47
6 利は天下公共の物、自らこれを専らにすべからず53
7 己を喪へば、斯に人を喪ふ58
8 須らく時に及びて立志勉励すべし63
9 志有る者は古今第一等の人物を期すべし68
10 信、上下に孚なれば天下甚だ処し難き事無し73
11 死生の権は天に在り、当に従ひてこれを受くべし78
12 学問は日用を離れざる意思を見得するに庶し83
13 敬能く妄念を截断す88
14 義は我に在り、窮理もまた我に在り93
15 邦を為むるの道は教と養との二途より出でず98
16 言を慎む処、即ち行を慎む処なり104
17 一時の利害を捨て、久遠の利害を察すべし109
18 理到って人服せざれば、君子必ず自ら反みる114
19 教育は天に事ふるの職分なり119
20 深夜闇室に独坐して反観すれば、自ら照すものあり125
21 忍は道の至れる者に非ざるも喫緊寧耐と做すは可なり130
22 私欲は有るべからず、公欲は無かるべからず135
23 孔門の学はもっぱら躬行に在り140
24 平生、敬慎勉力して天定に俟たば則ち事必ず成る145
25 自彊息まざるは天の道なり150
26 教は外よりして入り、工夫は内よりして出づ156
27 自ら重んずることを知るべし161
28 人は当に往時に経歴せし事迹を追思すべし167
29 官に居るの好字、公・正・清・敬の四字なり173
30 心に中和を存すれば則ち体自ら安舒たり179
31 人の一生遭ふ所には、険阻有り、坦夷有り。
  宜しく居りて安んじ、玩んで楽しむべし185
32 人は地に生まれて、地を離るる能はず190
33 紛鬧の衢に跼蹐すれば、春秋の偉観を知らず195
34 学は必ず躬に学び、問は必ず心に問へ200
35 人の世を渉るは宜しく処に随ひ、時に随ふべし205
36 遊観は学に非ざるは無きなり210
37 心の安否を問ふことを知るべし215
38 血気には老少有るも志気には老少なし220
39 名利は固より悪しき物には非ず225
40 書を読むには、澄心端坐し寛かに意思を著くべし229
41 忘るる勿れ、助長する勿れ233
42 よく人の言を受くる者にして而る後に一言すべし238
43 心を養ふは寡欲にあり、身を養ふも亦然り243
44 学は智・仁・勇の三字を自得するに在り248
45 王政は、只だ是れ平穏なるのみ252
46 信を人に取れば財足らざること無し258
47 故旧遺れざるは、是れ美徳なり人情なり263
48 酬酢紛紜の中にも提醒の工夫を忘るべからず268
49 学を為すは、君子為らんと志を立つるにあり272
50 万物一体の仁277
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