この本の前段は絵本「吉浜のつなみ石」になっています。
この絵本は、東日本大震災の大津波で、地中に埋められていた「昭和の津波石」が、古老たちが噂をしたその日の午後に襲ってきた平成の大津波でふたたび地上に姿を現したという不思議な実話に基づいたお話しです。
さまざまな教訓を含み、年齢に関係なく、わかりやすく描かれています。英文も付いているので英語圏の方々にも読み聞かせができます。
中段では、明治の大津波での被害を教訓に高台移転を地域ぐるみで行ってきた大船渡市三陸町吉浜地区の取り組みを多角的に掲載。今後日本中で予想されるさまざまな災害へ備えるヒントにしてほしいとの思いで構成しました。
後段では、東日本大震災で大きなダメージを受け、再建は困難と思われた三陸鉄道の復興までの道のりを紹介。大きな災害に遭ってしまったときでも、地域とともに励まし合い助け合う事の大切さを教えてくれます。
本文64ページながら、大船渡市三陸町吉浜地区にスポットを当て、幼児から大人まで読みごたえのある「震災学習テキスト」です。