戦争と性をみつめる旅──「加害者」の視点から 新装・改訂版

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    「世界は反戦、反差別、非暴力を願う人々で繋がっている! 1989年から2年間、海外の14カ国の平和人権団体を訪ねた旅の記録。ナチの歴史を克服しようとするドイツ人、パレスチナ人との連帯を模索するイスラエルのユダヤ人、日本人男性の買春を告発する台湾の作家……。民族、文化、宗教の違いはありながらも共通して存在する「戦争と性」の問題について、とりわけ「加害者」の視点にこだわりながら考える。雑誌『戦争と性』発行人の「原点」とも言うべき著書。
    目次
    (1)「男らしさ」を問うアメリカの男たち
    NOW(全米女性機構)で活動する男性
    暴力を克服しようとする男たち──サンフランシスコ・「メンズ・プログラム」

    (2)軍事政権と闘う南米の人々
    ピノチェトの政治と妊婦の死──住宅を求めて立ち上がったサンチアゴの人々
    民主主義への意志──チリ社会党
    夫の暴力・軍の暴力──アルゼンチン「女性の場」

    (3)アウシュヴィツ──過去の克服
    アンネの辿った道──アンネの家(オランダ)、ベルゲン・ベルセン記念碑(ドイツ)
    過去を克服しようとするドイツの人々──ベルリン「懺悔・和解・平和活動の会」
    アウシュヴィツが問いかけるもの──アウシュヴィツ収容所跡(ポーランド)

    (4)ユダヤ人とパレスチナ人
    イスラエル政府・軍のパレスチナ人に対する人権侵害──ディヘイシア難民キャンプ、アルマカセッド病院
    イスラエル兵に石で抵抗するパレスチナの子どもたち──アスカル難民キャンプ
    ユダヤ人女性の挑戦──エルサレム・「黒い服の女たち」
    ユダヤ人の兵役拒否の闘い──「エシュ・グルブ」運動
    ユダヤ人とパレスチナ人の連帯の試み──「平和のための走者」

    (5)イスラム社会の女性たち
    レイプと闘うパキスタンの女性たち──カラチ・「レイプに対する戦争」

    (6)アジアが問う「日本人」「男」のあり方
    日本人ビジネスマンの接待買春──バンコク・タニヤ通りでの日本人男性に対するインタビュー
    南京虐殺が問いかけるもの──南京虐殺の生存者・潘開明さん
    買春ツアーと「過去」への反省──『さよなら・再見』の著者・黄春明さん
    「今」を問う韓国人被爆者──「韓国原爆被害者協会」会長・辛泳洙さん
    「慰安婦」問題と日本の男たち──「韓国挺身隊問題対策協議会」代表・尹貞玉さん
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