『台湾愛国婦人』研究論集

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商品説明
 本書は日本近代文学、植民地研究、日本史、台湾史、女性史、メディア研究等を専門とする研究者及び院生を読者として想定し、編まれた論集である。
 『台湾愛国婦人』は1908-1916年にかけて刊行された愛国婦人会台湾支部の機関誌であり、〈帝国〉日本が〈外地〉で刊行した初の女性雑誌であった。本雑誌は台湾総督府の施行する台湾山地「討伐」事業の後援、広報の役割を担ったプロパガンダ誌であるとともに、多くの〈内地〉在住著名作家、知識人たちの原稿を掲載している点に特徴がある。稀覯本であったため、その内容については十分に明らかにされてこなかったが、近年未確認だった巻号の所蔵が新たに見つかり、「『台湾愛国婦人』復刻版 明治編・大正編」(三人社,2019)が刊行されるに至った。
 本書は「『台湾愛国婦人』復刻版」解説を担当した研究者を中心に、広島大学大学院での授業成果(院生の演習発表)も加えて、小説、評論、短歌、映画、画報、童話、講談、漢詩、埋め草など、多角的なジャンルと視座から本雑誌の性格を照射する論考を収録した。
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