• 発売日:2008/04/10
  • 出版社:洛北出版
  • ISBN:9784903127064

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いまなぜ精神分析なのか 抑うつ社会のなかで

いまなぜ精神分析なのか 抑うつ社会のなかで

信友 建志 (翻訳)
笹田 恭史 (翻訳)
通常価格 2,640 円(税込)
通常価格 セール価格 2,640 円(税込)
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  • 発売日:2008/04/10
  • 出版社:洛北出版
  • ISBN:9784903127064
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商品説明
  
精神分析なんか、いらない?

こころをモノとしてあつかう抑うつ社会のなかで、精神分析はいま、手ひどく非難されています。こころの苦しみは脳に原因があるのだから、薬のほうがずっと効果的だ、だからはやく治療法をあらためるべきだと……。いったいなぜこういうことになったのでしょうか?

本書は、精神分析100年の歴史をふりかえりながら、この疑問に真正面から答えます。そして、現代社会の悲惨さにたいして、いま精神分析になにができるのか、その歴史的使命の確認と、あらたな臨床の創造をうったえます。

日本の将来を考えていくうえで、いくつものヒントがある案内書です。平易なことばで、これからのこころの治療のありかたを、読者に語りかけます。
 
目次
 
まえがき

第1部 ┃
抑うつ社会 ┃
   1 主体の敗北
   2 魂の治療薬
   3 ココロはモノではない
   4 行動主義的人間

第2部 ┃
無意識をめぐる大論争 ┃
   1 フランケンシュタインの脳
   2 「秋分の日の手紙」
   3 アメリカにおけるフロイトの死
   4 フランスの科学主義

第3部 ┃
精神分析の未来 ┃
   1 科学と精神分析
   2 悲劇的人間
   3 普遍、差異、排除
   4 精神分析制度批判

訳者解説 / 索引(人名・事項)

 
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