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発売日:2008/04/10
出版社:
洛北出版
ISBN:9784903127064
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いまなぜ精神分析なのか 抑うつ社会のなかで
いまなぜ精神分析なのか 抑うつ社会のなかで
エリザベート・ルディネスコ
信友 建志
(翻訳)
笹田 恭史
(翻訳)
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精神分析なんか、いらない?こころをモノとしてあつかう抑うつ社会のなかで、精神分析はいま、手ひどく非難されています。こころの苦しみは脳に原因があるのだから、薬のほうがずっと効果的だ、だからはやく治療法をあらためるべきだと……。いったいなぜこういうことになったのでしょうか?本書は、精神分析10...
商品説明
精神分析なんか、いらない?
こころをモノとしてあつかう抑うつ社会のなかで、精神分析はいま、手ひどく非難されています。こころの苦しみは脳に原因があるのだから、薬のほうがずっと効果的だ、だからはやく治療法をあらためるべきだと……。いったいなぜこういうことになったのでしょうか?
本書は、精神分析100年の歴史をふりかえりながら、この疑問に真正面から答えます。そして、現代社会の悲惨さにたいして、いま精神分析になにができるのか、その歴史的使命の確認と、あらたな臨床の創造をうったえます。
日本の将来を考えていくうえで、いくつものヒントがある案内書です。平易なことばで、これからのこころの治療のありかたを、読者に語りかけます。
目次
まえがき第1部 ┃抑うつ社会 ┃ 1 主体の敗北 2 魂の治療薬 3 ココロはモノではない 4 行動主義的人間第2部 ┃無意識をめぐる大論争 ┃ 1 フランケンシュタインの脳 2 「秋分の日の手紙」 3 アメリカにおけるフロイトの死 4 フランスの科学主義第3...
目次
まえがき
第1部 ┃
抑うつ社会 ┃
1 主体の敗北
2 魂の治療薬
3 ココロはモノではない
4 行動主義的人間
第2部 ┃
無意識をめぐる大論争 ┃
1 フランケンシュタインの脳
2 「秋分の日の手紙」
3 アメリカにおけるフロイトの死
4 フランスの科学主義
第3部 ┃
精神分析の未来 ┃
1 科学と精神分析
2 悲劇的人間
3 普遍、差異、排除
4 精神分析制度批判
訳者解説 / 索引(人名・事項)
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