あるところに、家の中で一人、本ばかり読んでいる男がいた。男は、本の内容を、あっという間に暗記ができて、あっという間に覚えてしまう能力があった。男が得た知識の量は、誰もが驚くほどすごかった。しかし、男は、体に大きな水ぶくれがあり、そのことで人目を避けて暮らしていた。ある日、たまたま通りかかった人に、見た目についてののしられ、とてもひどい目にあってしまった。男はとてもおびえて暮らしていた。しかし、男は、ひとたび知識を人に伝えると、人は自分に従い、さらに、水ぶくれが、かたいうろこに変わっていって、自分の体を守っていってくれることに気がついた。おとこは、だれでもが、知識のある自分に従うものだと思っていた。しかし、ある日、お百姓さんに出会い、お前の知識などには従わないと、自分を否定された。男の体はやがてうろこでおおわれ、身動きができなくなり、やがてそのうろこだらけの体からは、毒の液体が流れだした。毒の液体は、やがて村中に広がり、人々はその毒に苦しむことになる。そして…。